ねぐらで競合?
アライグマとフクロウ 2013.12.28
2007年、フクロウが営巣していた樹洞を利用するアライグマ。右は2006年に樹洞を利用していたフクロウ=野幌森林公園(北海道大提供)

外来種のアライグマが、ねぐらとなる樹洞(木に開いた穴)をフクロウと奪い合っている可能性があることが、北海道大の研究チームの調査で分かった。アライグマは絶滅危惧種シマフクロウの生息域にも侵入しており、チームは対策を求めている。
2011~12年にかけ、札幌市近郊の野幌森林公園で見つかった大型の樹洞341個を調査した。木に登るなどして直接観察したほか、体毛や羽根、餌の食べ残しから利用状況を調べた。
その結果、アライグマは37個、フクロウは32個の樹洞を利用し、うち4つは、両者が別の年に使っていた。またアライグマが地上18メートルにある樹洞を利用したことも確認され、大きさや穴の形状がフクロウの好みと重なることが分かった。
これでアライグマの棲家は樹上生活者と言う事がわかり貴重な写真記事を見させていただきました。樹上生活者の意味がこういう共存生活者だとは知らなかった人が多いと思います。
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