吉田調書と朝日新聞

東日本大震災時の福島原発の様子が書かれている吉田調書が開示されました。

テレビで紹介されたのはほんの一部だと思います。それでも、当時の緊張感、誰も経験したことのない、対処法もわからない未曽有の危機を前にして、必死で守り抜こうとする強い意志を感じました。

原発は再稼働に向かっています。地球温暖化などさまざまな問題を考えたら、完全否定はできないのかもしれません。でも、福島原発のこの事実を目の当たりにしたのなら、せめて、同じことが起きたときに安全に対処するすべを見つけてからでなければ許されるべきではないでしょう。

決して、決して二度と同じ過ちを犯さないように。原発の被害によって亡くなった方々、日常をなくした方々の思いを無にしないように。

利益などではなく、本当の国民の幸せを考えて進んでいける国であってほしいです。

今回の吉田調書開示に合わせるように、朝日新聞は調書に関する記事を訂正すると発表しました。
従軍慰安婦問題にしろ、吉田調書にしろ、朝日新聞社はなにを考えて嘘でかためた記事を書くのでしょう。わざわざ日本という国を貶めているように見えます。日本を代表するような新聞社がなぜそんなことをするのか。なぜ、それでも許されているのか、私には全く理解できません。
国益を削ぐようなこの会社の体質を徹底して改善してもらうよい機会なのではないでしょうか。


政府が公開した吉田調書・菅総理（事故当時）らの調書　　日経新聞