二月は逃げ三月は去ると言われますが確かに二月は足早に逃げて
余すところ三日になってしまった。
毎日ぐうたら三昧に暮らして居てどうするんだろう。
生き先短いんだからと言い訳する心と、どうせ生きるなら
もっとしゃきっとしなさいと叱咤する心が葛藤している
乙姫です。
でも、乙姫は根っからのぐうたらなのか長い人生の中で
リタイヤ暮らしは大好きです。
気の向くまま、足の向くままとは財布が許してくれないから動けないけど
近場をうろちょろするにはなんの束縛もない。
毎日浦島殿を相手に頓珍漢なお話をちょっぴり、猫たちとは上手く通じ合って、
爺婆の潤滑油にもなっている。
時々生き生きとした若い家族がやって来て
英気を放ってくれる。
時にはその活気に疲れてしまうこともある。
昨日はこちらからのお出ましだった。
夕食に来いと言われ渋々と出かけて行ったが
なんとラブスターのご馳走だった。
(この国では一応高級食となっている。)
ガサガサと生きているものを熱湯に入れてゆで殺す
残酷この上なし、私はもう沢山だ。
総勢十二人その賑やかさ、のんびりさ、早く食べさせて帰して
欲しいよう~
でも、結局は泊まって今日帰った次第です。
帰ってみたらルイーズはプリンターの上に、トトロは冷たい炬燵のそばで
可哀想に。
このロブスターを食べるために泊まるという羽目になってしまったわ。
太巻きといなりは乙姫の提供,いなりは食事前にすっからかん。