乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

引き篭り

2011年07月27日 08時22分00秒 | 日記
今、日本の若い方達の中で引き篭りが急増して居るらしく

私の故郷でも決して珍しい事はない。

離婚や引きこもりは日常茶飯事のごとく起きている。

このような社会現象は何故起こるのだろうか。

乙姫の成長期は日本の歴史の中でも戦後と言う最悪の貧困

時代だったけど離婚や引きこもりと言う言葉など耳にしな

かったのは何故だろう。

みんな生きることに、食べることだけに真剣でそれ以外の

事など考える余裕がなかったからなのだろうか。

所が乙姫此処一週間位何もしたく無い、考えたくない、

食事も作りたくない、所謂引き篭りの状態だった。

他人様は、簡単に乙姫は恵まれ過ぎの贅沢と言う。

何を持って図るかは知らないけれど、今までも乙姫に不満が

あれば罰が当たるとしか言われなかった。

(とっくに罰は当たって居ますよ)あっはっはーー

日記を書く事も、画像を作る事も虚しくなって、休んでは見たも

のの、一週間もcafeの皆さんに触れなくなったらやっぱり淋しい。

性格上徹底した引きこもりにはなれなくて、友人の一周忌に出席し

たり、孫のバスケの試合に行って歓声を張り上げ娘夫婦に笑われた

りだ。後はまともに食事も取らず、ひたすら韓ドラで涙を流し、

美しい風景に心を洗われたら迷いの影が剥がれて来そうだ。

浦島殿いわく、あんたが弱って居たらトトロとルイーズのトイレイ

が殆んど汚れなくなった、猫たちまで食べなくなったようだと

言ってきました。

道理で二匹とも私の傍を離れない。

今も椅子の後ろで私の腰にへばり付いている。

どうも我が家は乙姫が元気でいつも明るくして居ないと駄目らしい。

それも結構大変なんだけどなあ。

金曜日には友人が泊まりに来てくれる。

何時も彼女が来てくれた後は決まって元気になれる乙姫なのです。

又宜しくお願いします。


*(ダッシュ)**(ダッシュ)**(車)*走行一千キロ

2011年07月16日 23時28分00秒 | 日記
私達は束の間の安らぎの場を求めて南下すること一千キロ(往復で)。

目指すは*(温泉)*地、然し、私達は真直ぐに目的地に向かうことは少ない。

何時ものパターンで二人の会話は走行中にあちこちと行先が変わってくるの

も常である。

途中で高速から下りて海岸沿えの避暑地巡り、圧倒されるばかりの高級住宅、

絵に描いた様な街の散策、そして今度は温泉地を通り超すこと一時間

ソルバングへと車を飛ばす。

これはデンマーク一色の町、飽くことの知らない楽しい町だ。

気候はと言えばそよ風の吹く暑くなし無し、寒くなし、常日頃頑張って居る

乙姫のために神の祝福と思ってしまう。

ランチは私好みの海鮮パスタ、これが美味かったあ~~。

夕方はちゃんと予約のホテルにたどり着き、以前と違って立派なリゾート地

に改築されていた。

兎に角すべての建物が林に囲まれて写真を撮るにも難しい。

癒しの場としてあるだけに静寂そのもの、ヨガあり、マッサージあり、

ヘーシャルありだ。

周りの庭も散策すると楽園に居るような錯覚が起きる。

温泉と言っても日本とは趣が違う。  各部屋のベランダに露天式に

タブが据え付けて有り誰に遠慮もない。

勿論林の中、山の中腹のあちこちにプライベートで露天風呂があり、これは

予約制になって居て別払い。

乙姫たちはベランダの風呂を出たり入ったり、そして夕食はホテル内でこれも

部屋には含まれていない勘定だ。ルームサービスも可能なり。

帰りは延々と続く海岸沿えを帰ることに、然し浦島殿は時間が掛かり過ぎる事、

其れにドライブが難しいと反対だったが、どうせ運転は私なのだ。

そして選んだ海岸線、その美しさに圧倒されて浦島殿の喜びは感嘆するばかり。

たった一泊の旅行でこれ程充実した旅も珍しい。

今回の計画に対して浦島殿から何どもなんども禮を言われてやっぱり私も

嬉しかった。

又忙しくなる八月から頑張れると思っている。

温泉宿の玄関、かろうじて撮せました。

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンドtamatebako74 from OCNフォトフレンド
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド
部屋はしっかりとプライベートに守られています。

小原庄助さん温泉に浸かりながら一杯
二人は裸でお付き合い。*(ニヤ)**(ニヤ)**(ニヤ)*

photo by tamatebako74 from tamatebako74 from OCNフォトフレンド
断崖絶壁の多い海岸沿えですが山は一面お花の絨毯です。
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

続きは又。

夏祭り

2011年07月12日 07時11分00秒 | 日記
此処、サンフランシスコ近郊の地区はあちこちで夏祭りが開催

されています。

その代表的なのが盆踊り兼バザー、毎週何処かでやって居るのですが

決してダブらないように計画されているようだ。

其れに次いで歌謡ショー、民謡、三味線、詩吟などなどが相次いて

執り行われて居る。

乙姫と浦島は変わり者の部族で招待状を頂いても滅多にそういうもの

に参画して来なかった。

然し昨日はなんの抵抗も無く招待に応じる事が出来、しかも友人に

声をかけたら二つ返事で同行してくださった。

会場はサンフランシスコの高校内の演劇場。

そのプログラムの盛り沢山なことたっぷり六時間、休憩二十分で

茶菓の接待まで受けた。

乙姫は皆んなの披露を観ながら遠い昔に村の青年団が鎮守様の境内に

櫓を組んで演芸会を開いたり、沢山の出店もあった事を想起していた。

テレビも無い時代、村民達は家族総出で夏の夜を楽しんで居た事が

昨日の事のように思える。

乙姫には流石に六時間とは長すぎる、頂いた最後の抽選券では日本行き

の航空券も当たるそうだが、隣の方にあげて引き上げた。

もしかしてあの券が当選していたかもと慾の皮が張って居る。

帰りは友人と張り込んだ夕食、本音を言えばこっちの方が楽しかったです。

演芸のひとコマ、琉球踊りの師匠さん
この踊りは好きでした。


photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド
photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

あらあ~。

画像をアップしてからフォトフレンドを削除してしまったら、アップしたものまで
消えてしまいました。
又明日添付します。

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

上写真の右は花柳流の情け節


五才の子が堂々と歌って居ました。

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

*(病院)*先端を往く*(シャイ)*

2011年07月09日 13時21分00秒 | 日記
我が家の殿はあっという間にドクターの罠にかかってしまい、

飽くことのない検査尽くめにされている。

今日は朝の七時まで病院到着だった。

昨日のお昼が最後の食事、胃腸は見事にクリーンされ一昼夜

の絶食、そして今朝は医学の最先端をゆくキャプセル、カメラ

を飲まされた。

2センチ長さ位の楕円形のキャプセルそれがカメラらしい。

それを飲んで後は身体にレコーダーを下げて家に帰えり八時間

待機して又病院に戻り機械を外してもらうだけだった。

その間お腹の中ではキャプセルが勝手に動き回って隅々まで

何かを探し回って居るらしい。

多分何も見つけられなかったと思うのだが、医者としては

自分が気が済むまでとことんやりたいらしい。

浦島殿曰く、

 ”ドクターのお金儲けに協力しているようなものだ”

勿論乙姫からギュウギュウ言われて、そうだな、以後注意しますと

いつものパターン。

言葉を吐く前に注意して欲しいものです。

キャプセルカメラを飲まされて。

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド


カメラのレコードボックス
この中に八時間のレコードが残されます。

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

呑んだカメラはその内トイレで排出されるそうです。

photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

今まで病院とは縁が遠かった乙姫たち
アメリカの最先端を往く医学の進歩に今日は驚いて居ます。

24時間ぶりの食事にワインは飲むし、全く健康そうです。
*(ニヤ)**(OK)**(ニヤ)**(OK)*

*(庭)*庭仕事*(庭)*

2011年07月06日 05時50分00秒 | 日記
今日は爽やかな気候に惹かれて庭仕事をしてみる気になった。

乙姫が庭仕事をするのは滅多にも無いこ事なのだが、最近の

浦島殿はどうも体力が衰えたのか意欲的に庭に手を掛けてくれない。

そこで乙姫は太陽からの完全防備をして潔くスタート、そこまでは張り

切ったものだった。

いざ大きなハサミを持って伸びすぎた葉を切り落とそうとしても

ハサミが重すぎて言うことを聞いてくれない。

少し枝が太いと歯も立たないって言う感じだ。

今度は以前から考えていたプラントを二株ほど植えたくてピッケルで

土を堀起こそうとしたがこれまたハサミより大変なのだ。

大木の根っこが伸びていて私の手には負えない。

結局は浦島殿にバトンタッチするしかない。

こんなことも出来なくなる日が目前に迫って来ていることを実感させら

れた朝の時間でした。*(最低)**(泣く)*


photo by tamatebako74 from OCNフォトフレンド

庭からの収穫
最近毎日のように掌いっぱいのブルーベリーを摘んでヨーグルトに
入れて食べています。
一回の収穫はこれ以上でもなくこれ以下でもない。
本当に一人分だけ、浦島殿は決して自分では食べない。
どうやら私への労りらしい。
おう、爺様にもこんな優しさが潜んでいたとはね。
何故かそんな思いが伝わってくるのでした。
*(ニヤ)**(ニヤ)**(ニヤ)*