乙姫の気まぐれ日記

アメリカのおせち

踏んだり蹴ったり

2013年08月19日 15時05分16秒 | 日記

 前にも書いたが今年上半期の乙姫は何だか

少しも落ち着かなかったような気がする。

悠々自適の隠居暮らしには程遠かった。

一つには四月から新しい家族が増えたこと(犬のコロである)

次は浦島殿がかなりの老化が見えてきたし(随分と痩せてきた)

眼科通いも多い。緑内障のレーザー治療、眼底出血の治療と

運転が出来ないだけに私の仕事が多くなった。

 

コロの悪戯にも気が許せない。

三日ほど前に私の高価な眼鏡をボロボロに噛み砕かれてしまった。

私は今メガネなしでやっとこれを記している。

昨夜は浦島殿の本当に高い目薬(私の小指半分のサイズで120ドル)

を噛み砕いてしまった。

何時の間にか背伸びをして届くまでに大きくなって居たのを

感じて居なかった私たちである。

 

私たちはそんなイライラから解放されるために二泊三日の休暇に

出かけた。

行った先は Placerville にあるEden Vale Inn のB&B.

荒野のような中にオアシスのごとく森林に囲まれたリゾート、

B&Bとはホームホテルとでも言うのだろうか。

日本の民宿とは違う。

オーナーが自分の趣向を凝らした家や食事を接待するホテルとは

違った個性的でロマンチックな雰囲気を楽しめる。

息子に薦められて意気揚々と四時間のドライブを鼻歌交じりで

出かけて行った。

 

はい、ランチタイム。

あちこちぐるぐる探しまわる。

ファーストフードは軒並み、やっと見つかったのが「カザン寿司」中を除けば

良さそうねと言うことで入った。

私はちらし、殿はうなぎどん、うなぎどんはすぐに運ばれたが味音痴の

殿も一口食べてご飯が不味いと言う。

殿が終わる頃になって漸く運ばれたチラシ乙姫の目には

ネタがイマイチーーー

一口食べてさらに驚いたのがただのご飯、

私はウィトレスを呼んでこのご飯間違って入れましたね。

ただのごはんですよ、と言った。

彼女はきいてきますとーー

戻って来て言うには間違っていません。

私たちは日本人のように沢山の酢は使いませんと

言うではないか。

これは一滴の酢も入っていませんよと私。

じゃ普通のご飯と食べ比べてみますかと。

もういい、大体がネタも良くない、私は二、三、刺身だけ食べて終わる。

ケチな殿は勿体無いと言って刺身だけを食べたのだが

その罰は即やってきた。

下痢が酷い、一晩中トイレ通いだ。

そうだあのレストランは中国人の経営だったのだ。

 

そしてもっと事件はあった。

宿は大いに気に入って温泉のようなタブが各部屋についている。

私は早速お風呂を満喫してさ~て、着替えようとして

荷物を探したが無い!

あなた車から下ろしてなかったね。

見に行った彼は無いよと言って戻ってきた。

さ~大変だ。

スーツケースは家に置いたままらしい。

全部載せたという殿の話を信じて点検はしなかった。

下着もない。

殿曰く、僕の貸してあげようか。

私、Are  you crazy?

殿 きれいだよ。

そうだ、彼は先天的に何かが欠けているのは確かなのだが。

先ず女性にとって困ったのが洗面道具だ。

私たちは翌朝に最低限必要なものを買いに走る羽目となった。

家にばかり居ると飽きてくる、変化を求めて出かけるのだが

これからは今まで以上にハプニングが起こるのだろうな~

 

ああ、我が家程良いところは江戸にも無い。

祖母の言葉を噛みしみながら全身全霊開放して休んで居る

乙姫です。

 

私たちは犬同伴だったので最上の部屋は望めなかったが

それでも十分でした。

 

 

街を散策しながら入ったお店が綺麗だったので撮させて貰いました。

ワインの多さ、チーズの大きさも凄いですね。

イタリーからのチーズだそうです。

二枚目に並んだ写真はオリーブオイルの種類です。

 


B and B (ベッド & ブレークファースト)

2013年08月13日 10時56分29秒 | 日記

毎日毎日食って寝食って寝、朝が来て夜が来て

当たり前のことだが何だか一寸空しい感じだ。

その繰り返しが歳と共に猛スピードで去っていく。

八月の後半もカレンダーを見るとスケージュルがいっぱい、

どれもこれもつまらない予定が入っている。

だが今週だけは予定なし、そこで急遽二泊三日でB&Bに行って

息を抜く事にして予約を入れた。

犬も連れて行けるとなれば中々無いが息子が探してくれた。

インターネットで見れば中々良さそうだが果たしてどんな

結果になるか。

一泊&250朝食だけが付く、犬は別払いで一泊$50

結局二泊で$600ドルだから結構高い、

然も夕飯は付かないのだもの。

此処から四時間くらいのドライブなので丁度いい。

結果はお楽しみ。

というわけでブログはお休みです。


合わないお酒

2013年08月05日 16時45分16秒 | 日記

一ヶ月半ぶりだろうか何時もの友人が泊まりに

来てくれた。

乙姫の三十年来の無二の親友、私より二歳半くらいの

お姉さんだ。

そして浦島殿よりは2歳半くらい若いのだが弟のように

可愛がってくれる。

中々の才媛だ、乙姫は大船に乗った如く頼りきっている。

最近は浦島殿とこの淑女会うごとにお酒を楽しんでいる。

乙姫はお酒が飲めない。

彼女はカクテルバーに誘ってくれたが飲んだあと誰が

運転して帰るのかドライバーは私しかいない。

少しばかり飲んでポリスに捕まっては身も蓋もなくなる.

それなら乙姫のカクテルラウンジと相成った次第。

お付き合いでひとくちふたくちのお酒はOKなのだが決して

美味しいものではない。

そこでお酒に詳しいこの友人、私のためにジーンフイーズ

とやらのカクテルを作ってくれた。

まるでバーテンダーのように両手でシェークする姿を

見ているだけで面白い。

さて頂いてみるとその飲み口の良さ、美味しい!

田舎育ちの乙姫自分でカクテルを作るなど

思ってもみなかった。

浦島殿と淑女はもっぱらお酒、乙姫は初めて飲む

ジーンフェイズ飲み口の良さにつられて三杯も飲んだ。

後はどうなったのか誰も知らない。

朝起きてみたらみんなきちんとベットに入っているし、

私もきちんとパジャマに着替えている。

誰にもお休みも言わなかったが友人もちゃんと

何時もの自分の部屋に休んでいる。

もっと驚いたのは台所が見事にきちんと片付いて

テーブルの上も何一つない。

もっと不思議は誰に聞いても誰も片付けては

居ないと言う。

とにかく何時もよりきちんと片付いているのは

狐に騙された思い、もう、笑うしかない。

それに折角炊いたご飯も出さなかったし

、誰も食べなかったと言う。

だが、炊飯器を開けたら半分が減っている。

もう、本当に笑うしかない。

この三人酔っても、ボケても、あっぱれな程きちんとして

飲んだ形跡など微塵も感じられない朝を迎えました。

アルコールって不思議なお化けです.

おつまみは年寄りらしくお野菜だけ。

これにタイの西京漬けが

ありました。

水菜と鯛のサラダは私の好み美味しいですよ。

コロの悪戯

  

ようやく此処まで近づけますがトトロは恐る恐るです。