再診

 

たかが犬、されど乙姫にとっては愛犬、ここ一週間随分振り回され

一週間で三回の診察。

昨日は大先生いわゆる院長さんに診てもらった。

先生が犬に聞いている。

コロ、何が起きたのか説明してくれと言っている。（先生と共に笑ったが）

通じたのか否か、先生は私に向かって状況からしてコロは多分走行中の

車の真ん中をくぐり抜けたのだろうと言う。

首が痛いらしい。

後二週間くらい静かにして置けばいいでしょうと言う。

痛み止めは継続中。

ところが今日は余りにも静かで触ると気違いのような悲鳴、

乙姫の鼓膜が破れそうになる。

単なる恐怖心なのか、本当に痛いのか解らない。

私も犬語が解かればなあ～

昨日はパスポートの更新、パスポートの写真撮り、動物病院、ペットショップ、

そんなこんなで六回も一人で家を出たり入ったり、流石に疲れたあ～

余り疲れたので夕食時に二人で一杯始めたが私の身体が拒否をして

飲めなかった。

ああ、こんなことで疲れるとはやっぱり歳は嘘をつかないわ。

昨日の看護婦さんとコロ

　

街角の一コマ

　　　

裏庭では月下美人が咲きました。

余り沢山咲いて綺麗さを超えています。

　　

今は紫陽花が咲き始めましたが、梅雨もなし、雨も降らないので

可哀想に思ってしまいます。

ただスプリンクラーでかかっているだけですからね。

最初は濃い紫を植えたのに何時の間にか色が

変わってしまいました。

　　　

 

 

 

騒動

今日の我が家はお犬様のために大騒動しています。

私がパソコンをして居ると傍に来てうるさかったので裏庭にポイと出して

少し一人で遊んでおいでと声をかけ乙姫は自分の世界に没頭。。

暫くしてあっ、コロはどうして居るかなと気になった。

浦島殿はどこを探しても居ないよと案外ケロリ、私は磨きかけた歯も

ブラシを捨てるようにして飛び出して行って探し始めた。

名前を呼びながらご近所さんを探して居たが見つからない。

私は『コロまんまだよ」と言ったらかすかに訴える声が聞こえる。

”まんま”と言うと何時だって飛んでくるからだ。

お隣さんからだ。

だがコロの上に何か異変が起こっている。

歩けない、抱っこをしようとすると悲鳴を上げる。

この食いしん坊が餌をやっても一口も食べようとしない。

これは普通じゃない。

早速動物病院に緊急で見てもらうことに。

レントゲンを撮ったが確実にどこが悪いかわからない、目立つ怪我は

見当たらない、でもその痛さは尋常じゃない。

痛み止めの注射を打って午後にレントゲン検査の専門医が来て

詳しく見てから連絡をすると言うことになった。

焦っているのは明後日の連休に泊まりがけで遊びに行くことに成り

予約も入っているからだ。

これではコロを預けて出かけられそうにない。

すべての予定が狂ってしまう。

今日の午後は珍しくブテイックに行って何か買ってくれると言う約束も

おじゃんになって犬の状態を観察中という有様です。

因みに今日のワンちゃんの医療費300ドルなり、私の洋服は

後回しになった。

コロは痛み止めの注射でぐっすりと私のそばで眠っている。

ドクターの指示、チキンを茹でご飯と一緒にあげて下さいと。

ハイ、わかりました。

 

枯れ尾花を摘んで

 

今週は何も予定がなくだらりとした五日間を送った。

人が去った一日くらいはああ、静かでいいなあとホッとするが

後は私の性には合わない。

直ぐにつまらなくなる。

甚だしく貧乏性らしい。

昨日は裏庭も前庭も石楠花の枯れ尾花摘みをして楽しかった。

然も浦島殿を相手にせず一人でやった。　　偉い！

但し後始末はせず知らん顔をしていたらいつの間にか片付いて居たから内心

ニンマリとした。

どうして有難うくらい言えないか。

だって乙姫内心では不満があったからです。　

勿論浦島殿は頼めばやるけど頼まなければ直ぐに本に逃げる。

自分からはやらない。

そして彼は何時も「やってあげたからね」と言う。

これは誰の家なのようって言いたいけれど大和撫子の妻はそれを言わない。

ここでも偉い！

今日はコロを仲介に入れて仲良く三人で山手の散策に出た。

コロは街中が嫌いらしい。

でも、ランチをする間静かにテーブルの下で待って居てくれた良い子なので

これから成長するに従ってもっと広くエンジョイ出来るなと心を

弾ませたひと時だった。

石楠花の終わった庭。　　　　スタージャスミンが咲きました。

　　　　←カラーリリー沢山裏庭に咲いています。　　　　　　　　　

　　　

外のオープンダイニングでランチをしたので、その間こうして待っていましたよ。

中には連れて入れませんからね。

明日は友人がランチを買って来てくれるとメールが入った。

嬉しい。

 

母の日

昨日、日曜日は日本より一日遅れの母の日だった。

喜ぶべきか悲しむべきか我が家には例によって

人が集まって来る。

子供達、孫たち、そしてその友達までそれぞれに材料持参で

やって来ては何やら作っている。

母のためと言うより自分たちが楽しんで居る。

私はピッカ、ピッカに磨いておくケッチンが汚されるのを

ハラハラしながら我慢している。

この母は静かに放って置いてもらえたら一番の母の日なのだが。

それでも彼らは一生懸命だ。

ミモサを飲みながらおしゃべりに夢中、手がおろそかになって

時間ばかりかかる。

ついこの乙姫が手を出しては「今日は母の日なんですよ」と

言って追い返される。

何が母の日よ、この騒ぎはとは人知れず思うだけ。

そしてご馳走になったのはメキシコ料理、美味しくも、まずくもないと

いうのが正直なところかな。

そしてランチが済むとあの賑やかな中から娘夫婦はすっと

ニューヨークの親の元に飛んでいった。

此処から五時間の飛行慣れたものだ。

母親八十六歳の誕生日、二十五人の友人を招いて

サプライズパーテイだそうな。

サンフランシスコからニューヨーク、メール一つで全て整えられる

今の時代にもう、完全に取り残された感ありだ。

せいぜい子犬でも相手にしているのが一番気楽かな。

母の日に私の大好きな牡丹の花ひまわりの花　

驚くことに母の日にカルガモまで庭に来て休んでいました。

何処から来たのかなあ～

コロと街の散策街角の姿。

夜は昼の口直しにタイレストランで母の日の終了美味しかったわ。

 

 

 

 

リラックス

　　　　　　　　　　　

我が家にパピーが来て騒動している間に一ヶ月が去ってしまった。

そして今日は端午の節句と言う事なのに街には鯉のぼりの

ひと棹も見られない。

そう、ここはアメリカ西海岸のサンフランシスコ近郊なので仕方がない。

でも、スーパーには、ちまき、柏餅を始めあらゆる餡餅が出店して賑わい

飛ぶように売れて居ました。

勿論私もその中の一人、笹団子二個、柏餅二個、きな粉餅二個だけ

入手一度に二個平らげて自分でもびっくりしている。

前代未聞の食べっぷりだ。

この異変？

そうだ、私は今朝七時半からお昼まで一人でサウナに行って

四時間ばかりストレス解消をして来た効果かもしれない。

サウナはがら空きだった。

ゆっくりと心の垢も身体の垢も洗い流して気分爽快、

よって柏餅も美味しく頂けたということらしい。

 

昨夜はスタンフォード大学で孫たちの太鼓コンサートに招待され

若い熱気に包まれて楽しかった。

立派な和太鼓が沢山日本から来ているし、打ち手達も一糸乱れず

見事な演奏だった。

時が時ならば私たちももう少し人間らしく伸び伸びと云々ーー

と頭をもたげるものがあったけどそれは思っても仕方のないこと

現実の今に感謝しよう。

カメラを忘れたのが大失敗、駄目ですねえ～老いとは。