今回六月から七月にかけて一ヶ月の訪日旅行を
して来ました。
日本に住んで居られる方々には何も報告するような
珍しいことはないかと思います、
今までも何度訪日の旅を繰り返して来たか数え
切れない程です。
然しこの度の訪日で改めて強い印象を受けてきたことは
世界に謳われるようになった日本の「おもてなし」と言う言葉が
名実ともに行き渡っていることです。
ホテル、旅館、デパート、街往く人々兎に角優しく親切ですし、特に
ホテルは痒いところに手が届くようなと言う言葉がぴったりです。
一度はこんな出来事もありました。
福島の土湯温泉、山水荘に宿泊したときのこと。
翌日帰えりに婿殿が市内のデパートで買い物をしました。
お金が無い!
彼曰く、ホテルの浴衣の内ポケットに43万入れたまま脱ぎ捨てにして来たと。
私は腰が抜ける程ビックリ仰天。
彼は全然驚いていない。
見つからなくてもOK,呑気なものだ。
ムコ殿は日本語が解らないので私に電話してくれという。
すぐに事情を説明、何号室に泊まったこういう者で云々。
43万と聞いて当然宿側も驚いた。
探してみます。
暫くして私の携帯に連絡が入った。
見つかりました、だけど4万三千円だけです。
何のことはない婿殿が円の読み間違いだった。
《どうりで驚かないはず》
キャッシュが出て来ただけでも奇跡なのにそれを又待ち合わせの
場所まで持ってきてくれたのです。
私は日本人として大きな誇りを感じたし、ムコ殿は日本人の誠実さに
感激し帰宅するなりface book に投稿していました。
ここは山形銀山温泉
緑の山々に囲まれた風情ある心に残る温泉宿でした。
日本の寿司はアメリカの誤魔化しとは違いますね↑
残念ながら浦島太郎の長兄です。