みちのく観音さま〜人に寄り添うみほとけ展

　急に思い立って多賀城市の東北歴史博物館で開催されている東北大震災復興祈念特別展示「みちのく観音さま〜人に寄り添うみほとけ」を観てきた。
　天気は良いし、車検から帰って来たばかりの車はピカピカに磨いてもらって気分のいいドライブ。娘が博物館を辞め転職してから早4年にならんとする。娘が在職中はいろんなイベントなどにも協力して度々行ったものだが、最近はめっきり少なくなった。駐車場に着いて驚いたのはいまだかってない車の数どんなイベントがあるのだろうと掲示物をみたが特にないようだ。展示のテーマにしては若い人達で溢れ、同世代にも古い仏像などに関心を持つ人が増えてきたのかと考えたが、そのような学問を研究する大学生の、グループのようであった。
東北各地の神社等から集められた古い観音さまや、霊場、三十三巡礼地遍路の絵馬や、当時写した貴重な参拝記念写真など一堂に展示され、詳しい解説がなされており見ごたえのある内容だった。特攻隊員の遺品などを展示した鹿児島知覧の特攻記念館で観た、未婚のまま亡くなった不憫な我が子にせめてもの花嫁・花婿姿をさせてた絵馬額と同様の婚礼絵馬があり、時代が違い、日本列島南と北遠く離れても、親の心は変わらぬものだと感じた。