Truth Diary

震災から11年

今日はあの東日本大震災から11年目,奇しくも同じ金曜日である。当日も寒かったが今朝も冷え込んだ。テレビやラジオで追悼番組を組んで各局から放映されていた。発災時刻に石巻方面に向かって黙祷をして犠牲となられた方々の霊に哀悼の誠を捧げた。
 11年前のあの時はパソコン実習室で資料作りをしていて遭遇した。一昨年耐震補強を兼ねてリプレースされたが当時の建物は約100年前の鉄筋コンクリート作り、外観だけは赤煉瓦のモダンな学舎だった。
 当時私は煉瓦造りだとばかり思っていたので約1年前にニュージランドのウエスとチャーチで大地震が有り煉瓦造りの大学校舎が崩壊して日本からの留学生が多数犠牲になった事が脳裏をかすめ煉瓦の下敷きになって死ぬんだと覚悟を決めたものだ。机の下に屈みこみ大きく長い揺れの中、何時崩れるのだろうと不安一杯になりながら、まだ耐えている早く治まって建物が無事でありますようにと祈るような気持ちで長い揺れに耐えた事が鮮明に思い出される。ようやく治まって建物の外に出た時には助かったと思った。しかしこの巨大な地震で我が家はとんでもない事になっているだろうと思いながら車を飛ばして一目散に向かった。途中橋桁に段差が出来ており注意しないと激突する恐れがありヒヤッとしながら戻ったものだ。予想したように家の中はメチャメチャになっていた。幸い家人も外出中だったので被害に遭わなかったことが不幸中の幸いというべきだった。クルマのエンジンをかけてスマホを充電しながらワンセグで津波の映像を観てびっくりした事を思い出す。被災者及びそのご家族の方々にあらためてお悔やみ申し上げます。

当時の放送大学、今はリプレースでエントランスが裏側に変り頑丈で綺麗な建物になった。

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