Truth Diary

11年前を想起させる恐怖

 千年に一度と言われる東日本大震災を経験、あの規模の地震には生涯遭う事はないだろうとたかをくくっていた我が身に昨夜の大きな揺れはこんな理不尽が有るのかと神を恨むような心境で長く続く揺れの治まるのを待った。いつも9時過ぎにはベットに入り眼鏡をかけ読書しながら眠り込み気が付けば眼鏡のままというルーチンワーク。地震の揺れで目が覚めテレビを付けた。一時停電したらしいが気が付いた時は復電していた、それまでずうっとベットの中。かみさんが来て壁に掛けていた時計が床に落ちていると知らされ拾って本棚に移した。本棚から数冊の本が落下した程度ですんで良かったとおもったら、かみさんの部屋は和ダンスの転倒防止のツッパリ棒が外れかかり観音開き扉が開かれ引出しが数段はみ出てとても恐ろしかったという。リビングのリビングボードは前回の地震に懲りて転倒防止対策を講じていたのでカップやグラスの破損は防げた。1階日本間の神棚の榊が入れ物もろとも落下していたのと2階のアトリエ代わりに使っている部屋のガラス戸棚から本など落下して散らばり描きかけのキャンバスが飛び散り足の踏み場が無い状態だった。油壺や筆清掃用のベンジンなどが漏れたりしていなくて一安心。それに比べると11年前は家に居なかったことが幸いしたと言える、あのときは家じゅうのクロスに縦にひびが入り神棚は落下して社が壊れ、電子レンジが吹っ飛んで壊れ天井から鎖で吊り下げられた照明器具は振幅で天井を直撃破損したり、薪ストーブの煙突が途中で外れるなど大きな被害がでたものだった。こう短い周期で何度も大きな地震を経験するのはそれだけ永く生きて来たあかしかも知れない。

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