Truth Diary

忖度のなり下がりを憂う

 最近忖度という言葉が上の人の顔色をうかがって自分の意見とは別の言動をする、所謂ご機嫌取り、胡麻すりになり代わっていることに不快感を持っている。
 日本では平安時代、中国では古代から書物の詩経(しきょう)に出てくるなど古くから使われている言葉で、本来は相手の気持ちや考えを推量する事が正しい使い方なのだが、あるマスコミが見て見ぬふりして責任逃れすることに使ったのが発端になり、まるで悪い言葉のように転用されるのは残念だ、そうした安っぽい使い方を増長する現在のジャーナリズムのなり下がりぶりを憂うものである。

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