家人が庭の生垣からウコギの若芽を摘んでうこぎご飯を作ってくれた。タラの芽やコシアブラ等と同じ種類の植物で幹に棘がある事から外敵の侵入を防ぐ事と食用を兼ねて昔から生垣に用いられてきた。
福島の実家にもあり、季節になると母がウコギ飯を作ってく、帰省した折にもよく作ってくれた懐かしい故郷の味。ほんのりとしたアブラの旨さが飯に感じられ慎ましい旨さだ。
昔はこうした事でささやかな喜びを食事で感じていたのだろうか。他のかわりご飯にはない、ほのかな飯の旨さが伝わる逸品だ。
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庭のウコギ
ウコギご飯、少し入れすぎた感ありでも旨さは変らず。