Truth Diary

歳に合わせた安全対策DIY

 30年近く使った階段の上のシーリングライトの電球一つが切れた。吹き抜け天井にシーリング電球があり交換するには2階の階段手摺の上に立って背伸びするしかない、若い頃は体力もあり簡単に手摺に上がって作業出来たが歳のせいで筋力が衰え脚立から手摺に移る事が出来なくなった。
 電気工事店に依頼しようかと迷ったがそこは元電気屋の意地で、転がり落ちないよう支柱を立ててそれにすがって立ち上がれば衰えた筋力をカバー出来ると、DIYショップで角材を買い天井と床の間に車のジャッキを挟んで動かないように完璧に固定して、それにつかまって階段の手摺の上に立ち上がることが出来天井のシーリングライトを外して電球4個を取り替えた。   仕損じれば階下に転げ落ち生命の危険がある作業だったが歳の功言うべきか知恵が働いた
 この際今流行りのLED電球に変更しようかと近くの電気店にいってみたら、売り切れたのか一個しか在庫が無かった。
 しかたなく別の電気店に行ったらLED電球はあった1個2000円を超す高価な値段がついていた。IED電球は普通の十倍の寿命ががあると言われているが、今回切れた電球は30年前から使い続けだから、私の余命からしてIEDに代えて300年もたせることは無意味と判断、普通の白熱電球にしたら一個2百円で済んだ。
 家の中の照明は全て老後の心配なきよう寿命が尽きるまでメンテナンスフリーの対策を終えて安心した。我家では全て温かみのある白熱灯を使っていたが、すぐに電球が切れて交換の手間が掛る欠点があった、しかし電球色IEDが登場し同じ温かみがあり10倍の長寿命化は有難い限りだ。
 但しシャンデリア電球など同じような微妙な調光はまだ難しいようだが。年齢と共に不如意な高い処での危険な作業をどうして安全にするかとさんざん工夫しやり遂げた充実感に浸った。

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