Truth Diary

ワンちゃんの散歩に思う

 最近犬の散歩を見ていて可笑しいことがあった。
  仙台市中心部で、今流行りなのか子猫のような小さな痩せたワンちゃんをひき連れ、颯爽と横断歩道を渡るファッション雑誌から抜け出たようなカッコいい若い女性を見ていた。
  すると急にワンちゃんが横断歩道の中心あたりで急に立ち止まってしまった、女性は何とか歩かそうとリード(牽き綱)を引っ張ったりしたが、頑として動かないしばらくそうした状態が続いたが、業を煮やしたかキレたのか、辺りの目も気にせず強引に足を踏ん張って抵抗する子犬を強引にズルズルと荷物でも引っ張るように引きずって行ってしまった。
  抱いて渡るとか何か方法は無かったのか、  清楚な若いご婦人だっただけに、その極端な変貌にただ驚いてしまった。日頃愛するペットへの残酷なシーンを見せつけられ、ほのぼのとした暖かい気分が一挙に吹き飛んでしまった。かかる女性のこのようなことは、はたしてペットだけにだろうか、警告!男性諸君も女性の姿かたちだけで騙されてはいけませんぞ。
 また、今朝ウオーキング中に老年男性が犬の散歩をしていたが、すれ違う時、犬が木陰でべったりと腹這いになり、いくらリードを牽いても頑張って動かない様子。
  快晴で朝から熱く、路面は焼け付くような熱さだろう、人間様は靴も履き、路面から適度に距離があるからいいが、裸足で、しかも足が短く焼けた路面から直に熱を受ける犬はたまったものでないだろう。少しひんやりした路面は別天地ここで腹ばいになり休みたい気持ちは分りすぎるほど分る。
  しかし飼い主のお年よりは自分より若いモノがへばっていることが理解できていないらしく処置に困っていた、私は「犬がストライキですか」と声をかけたが、前出の若い女性のように強引に引きずってまでは動かそうとせずにただ困った様子で、「犬も夏バテのようで」と苦しそうにいい訳をしていた。
 人に人権があるように犬にも犬権があるだろう、犬にもクールビズガ必要かも。

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