Truth Diary

同期入社の昔仲間と

 一昨日から鳴子温泉に1泊で恒例の同期会を開催した。50年前古川の事業所に入社した9人の仲間達だ。
 その後いろんな職場・職種に別れたが、同期会だけはずっと継続して実施してきた会の名称は9人にちなんで苦忍会と称す。役職に就いて少し偉くなった奴も、そうでない奴も集まれば新入社員時代に遡りなんのわだかまりもないそれが同期生というものだ。
 各々家庭を持ち居を構え、いっぱしのベテラン長老とはたから見られ、停年を迎えて会社にバイバイした後は第2の職場で働くもの、家庭園芸に精を出すもの、請われて町内会や、自治会の会長職をやるもの、地域の生涯学習のためにと公民館館長職に就くものなど多士済々だ。
 周りから頼りにされ人のお世話をするのが生きがいでもあり、生きる目標となり、自らの活力の源になっているようだ。私は創立し主宰したボランテイィア活動を1年前に閉じ、今は自由な個人事業主として好きな時間に県内各地をマイカーで周って、パソコンを道具とした仕事をして委託元からいくばくかの手数料を頂戴している身だが、同期も何らかの形で働いている。
 高齢者にとって働くことは収入面だけでなく社会的責任が生じ、人との接触無しでは為しえないので、孤立しがちな老年には、良い刺激になる、こうしたことが僅かであろうとも実入りがあり、続けられることは我々年代にとっては良いことに違いない。
 入社時の昔話から今の仕事の話と話題は多種でかつ、広範過ぎて時間が足りない。宿泊した処は、昔新入社員研修で最終日に宿泊したことのあるホテルだった話題は尽きない。
 私は入社後に、この鳴子の地に2年半勤務したのでなおさらいろんな思い出がある土地だ。翌朝は夫々仕事があり、1年間元気に過ごし来年の再会を誓って別れた。人生峠下り坂最高!!これは火野正平のこころ旅の言葉でしたっけ
宴会の詳細は都合により割愛させていただきました。亡き友に合掌

ただ一人亡くなった同期生の13回忌を、墓にお酒を持参して一緒に飲もうと 大崎市古川の墓地で

ホテルのロビーから眺める、前の山を借景にした侘び寂びの世界だ。ホテル幸雲閣
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