今年は頑張ってたくさん干し柿作りをした。この頃漸く好い色になってきたら、カラスも食べごろと見たのか干してある上の電線に止まってカアカアと隙あらばと狙っている。
おまけにヒヨドリまで加わり、今や干し柿の危機だ。せっかく苦心したものを、これらカラス共に食われてなるものかとばかりに、黄色い釣り糸を格子状に張り巡らしてみた。
カラスの生態については、以前電力会社に勤務中、毎春産卵期になると巣作りをするカラスがクリーニング店で使った、針金のハンガーを物干し場から失敬して巣作りをするため、電気がショートして停電事故が絶えず、頭を悩ませ種々カラスを撃退する方法などを試みたが、彼らをの方が一枚上手で散々悔しい思いをしてきた。
そこでその生態を観察研究し検証すること約5年、いろんな文献を読み漁り、無理やり排除するのではなく、発想を変えて彼らとの共存という対処法を執り、業務研究発表した経緯があり、少なからずカラスの気持ちは分かる自負があった。陰ではカラスのマコトとの名誉ある?あだ名を拝命したとも。しかし今回は共存という訳にはいかない、はたしてその効果や如何に。
少し乱雑だが何とか形にはなったと自負。これくらいの網目が羽根が絡まるので嫌がる、はたして効果のほどは?