以前ボランテイア活動をしていた仲間からお誘いを受け東勝山の現代アート展を鑑賞に行った。家から近く住宅地の中にひときわ眼を引くスペインの巨匠ガウデイ風の奇妙な建物が中本誠司現代美術館で、中本氏が活動を国内に移しスペインから帰国後、自ら手掛けて建てた館だそうだ。私がスペインに行ったのは17年前だがカサ ミラと呼ばれる奇妙な建築物の似ている。ガウデイはサクラダファミリアやグエル公園など一目見たら忘れられないデザインで世界を魅了している。作った中本氏は21年前に亡くなったが、「誰もがいつでも訪れることが出来るアート空間を提供したい」との遺志をついで”作家の為の発表の場としてジャンルを問わない自由な展示空間として私設美術館を開館して、多くの新人作家に発表場の提供をしてきている。
今回は10か国70名が出展し小品ながらパワー溢れるエネルギッシュな作品を展示、希望者には販売もしている。コロナ禍のなか近くで刺激的な現代アートにふれるのもいいかと思う。7月7日まで開催中入場無料。ちなみに売上金の一部は美術館の慈善活動費として寄付される。
スペイン語による館の表示、煙突風のは現代アート作品
二階は無人ワークショップ「誰かのラクガキは誰かのタカラモノ」