Truth Diary

タイムリーな防災講座

  東日本大震災から、一年となる昨日、放送大学宮城学習センターで仙台管区気象台 地震火山課長吉田昭博氏を講師に招いた講座が開催された。東北での現場経験の長い関係者からの講演は臨場感が有り、プレゼンテーション資料も緻密で実に良く出来ていて分りやすかった。
  興味深かったのは、津波は水深が浅くなると波は大きくなり、スピードは逆に遅くなる(と言っても沿岸部でオリンピック100M選手並)とのこと、また、津波に対する避難行動のアンケート集約結果は、家族を探す、自宅へ戻るなどの危険行為が多くあった事を知らされた。
  講演のあとの質疑にも十分時間をとって懇切丁寧に答えていただき講師の誠実なお人柄が伺われた。
  今日は震災から一年の節目、各地で追悼の催しが開かれ、マスコミでは特別番組が一日中流される。自戒を込めて、一時の行事になってはならない。合掌
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