Truth Diary

止まっていた柱時計が動き出す

 家の大きな軋り音と不気味な揺れがだんだんに大きくなり地震だと目が覚めた。止むどころか次第に大きくなりじっとベットの中で身構え治まるのを待つが10年前の大地震が頭をよぎりあれと同じ大きな地震だと不安がよぎった。ようやく止んで灯りを付けテレビのスイッチを入れた時、家人が様子見に来て未だベットに居る私に驚くが布団をかぶっているのが一番安全で下手に室外に出て怪我をすることは愚の骨頂だ。リビングボードのグラス類やボトル類は耐震対策で外に飛び出しもせず被害なし。以前の大地震で食器棚に置いて吹っ飛び壊れた電子レンジも、食器棚を壁面にワイヤーで固定していたので動かなかった。
 しかし玄関を開けようとしたら玄関ドアの横に積んでいた薪山が崩れて開けることが出来ず閉口したがドアの隙間から一本ずつ取り除きドアを開けた。また、暫く動いていなかった日本間アンティーク柱時計がボーンボーンと鳴って時を刻み始めたのを知り振動で振り子が同調した事を知った、地震発生時刻の儘時計が止まるというのは聞いたことがあるが動き出すのは揺れる方向と時計の振り子の向きが合ったためだろうか。神棚のお神酒と水は畳に落ちていた。
 幸い津波は無しとの放送で一安心、福島の実家に残ている弟に電話し、古いが木像なので棚のものは落ちたが無事との返事に一安心。やはり二度ある事は三度あるの俚諺に従い地震対策をしておいて良かった。平常通り定刻にラジオ体操に出かける。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「自然現象」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事