Truth Diary

東京五輪は大丈夫か

 連日ソチ冬季オリンピックの競技結果に一喜一憂。世界最高峰の技に見とれてしまう毎日だが突然冷水を浴びせられたような気になった。
 祖国の期待を一身に背負った浅田真央選手の個人フィギアのフリーの試合を観て、難しいジャンプを8回全部成功させ直後に流した悔し涙と、その後の全てやり尽くした安堵の笑顔を見てよくやったご苦労様と大きな拍手を送りたい。
 今朝の新聞に、東京オリンピック組織委森会長の発言が物議をかもしていた。真意はメダル至上主義化した橋本聖子団長達の選手起用・種目編成を批判、浅田はその犠牲になったと言いたかったのだろうがマスコミは言葉尻を捉え、鬼の首でも取ったような書き方をして世論を煽る。
 「あの子大事な時には必ず転ぶ」発言だ。プレッシャーが比較的少ない個人競技に専念させればよかったのに、浅田の力を利用してあわよくば団体でもメダルをと目論んだ事を暗に批判したのだが。
 こういう事は終わってから言うのではなくその前に言うべきで結果を見てからでは誰でも言える。総理までやり、国会答弁や、記者会見などで十分承知しているはずのマスコミ得意の揚げ足取り警戒しないで失言してしまった事だ。
 誰も感じた事のない凄いプレッシャーの中で、精一杯頑張っている選手たちの活躍に水を差す組織委会長とマスコミの低級な応答、東京オリンピックではこんな茶番劇はごめんだ。選手たちが無心に、世界最高峰の技を披露できるよう反省してもらいたいものだ。誰かに「森さんも自分で滑ってみるといい」と言われたとか、総理時代にゴルフで滑り今回も、言葉で立派に滑ってしまっている。
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