Truth Diary

「高校3年生」のメロディーに送られて

  土曜日福島にある親戚の告別式に参列してきた。亡くなられたのは61歳の男性、10年を超える長い闘病生活の末の最後だったとか。本人の好きだった曲を葬送曲として、エレクトローンの生演奏で送られるのだが、曲名を聴いて船木一夫の「高校三年生」に違和感を抱いたのっだった。しかし予想に反してエレクトローン奏者のアレンジ力と演奏技術のなせる技か、実に静かで荘厳なメロディーとなって会場を若い故人を送るにふさわしい洒落た雰囲気変えた。
  61歳志半ば、まだやりたいことがあったろうし、永い闘病生活中に思い出し懐かしんだのは元気だった青春時代だったのだろう。ご家族もためらわずに故人の意思を尊重されたのだ。良い告別式といっては適切な表現ではないかもしれないが故人を尊重した家族の思いが汲み取れ清々しい気持ちで式場を後にした。ご冥福を合掌。

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