多聞月記

シルクドゥソレイユのドラリオンをきっかけに中国雑技、サーカス好きになったおっちゃんの月記

第10回全国雑技展演 雑技演目第三グループ

2019-07-23 20:04:10 | 杂技の雑記
先週から始まった第10回全国雑技展演も後半戦に入ってます.
今日,7月23日そして24日に披露される雑技演目第三グループの演目を紹介したいと思います.
この第3グループもすごいメンツがそろってます.個人的にはどれか一つって言われればこのグループを選ぶかも.

1.【炫--草帽】山东省杂技团

2.【扇舞丹青--头顶技巧】江苏省射阳县杂技团

3.【蹬伞-盛世】 辽宁省大连杂技团

4.【悲壮阻击--地圈】广西艺术学校

5.【流星】辽宁省大连杂技团

6.【寒梅疏影-杆上技巧】 武汉杂技团

7.【灵唤 多维幻想--集体球技】中国杂技团

8.【荷--倒立技巧】杭州杂技总团

9.【捷克棒】济宁市杂技演艺团

10.【红--女子呼啦圈】云南省杂技团

11.【鄂尔多斯新娘】内蒙古民族艺术剧院

12.【蹦绳】上海市马戏学校

13.【竹韵--升降软钢丝】 广州市杂技团



1.はこれまでも何度も紹介したシルクドゥソレイユのマイケルジャクソンショーで披露されていた山東省雑技団の演目ですね.
そして2.!!この演目,この写真では魅力が全く伝わりませんが,これは素晴らしい演目です.
演目名のとおり“頭立”なんですが,高く上げた腕から腕,ハンドバランシングで使うようなステッキ上を八艘飛びのように飛んで進んでいく
そういったことを全て頭立でやってしまう,そんな演目です.
6.の武漢雑技団の演目は去年,雑技団の地元で開催されたサーカスフェスティバルでも高評価を得た演目で,気になります.
そして2.と並んで大注目なのが12.です.
蹦って文字もよく見ると思います.跳ぶとか跳ねるって意味があるんですが,発音がbengで,蹦极(beng ji)でバンジージャンプという意味になります.
なのでいつだろうか,ジャニーズの誰それがやった,バンジーのロープを付けて,飛び降りて360度回転してまた戻ってくる技って分かりますかね.
雑技だと何人もが次々にやるんですが,この演目を蹦极っていったりすることもあります.もちろんトラピスにのって上から降りて戻る感じのも.
これはZEDにもありましたよね.
と少し話が逸れましたが,この跳ねるっていう意味の文字に床がひっつくと,トランポリンです.
そしてそれが縄だと。。。
そう!これこそが私がスラックラインを見て,いやいやいやこれはちゃんともっと頑丈ロープでやらなあかんやろ~って言ってた演目なんです.
何気に股や関節,骨などいろんなところをケガする危険性をかなり含んだ演目で今は北南米に輸出されてたまに見るんですが
中国の雑技でも今も残っていたとは!!しかも上海の雑技学校っていうことで,私がたまたま見てなかっただけで
しっかりと中国でも生き残ってたみたいですね.嬉しい~~~
あっそうそう最近話題のハッピードリームサーカスの会長さんがこの演目のエキスパートです.
たぶんもっと,固い金属の縄って聞いたこともあるんですけどね.
どうあれ,この演目に大注目したいです.今後の展開も含めて.
コメント
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