後期高齢者医療制度の廃止を求めて小田原駅東口で署名活動をしました。署名は短時間なのに、思ったより多く集まったのと、積極的にしてくだされる方が見受けられて、この医療制度への不満がいよいよ広がってきていることを感じました。
後期高齢者医療制度となっているけど、どこが医療制度なのかと思うわけです。問題は①保険料を有無を言わせず年金から天引きする②なにしろ扶養家族だった方なども含め、75歳以上の全員から保険料を徴収するということ③保険料は75歳以上の方のかかった医療費や人口によって、2年ごとの見直しの度に引きあがっていき④滞納が続くと保険証はとり上げるとなっていることです。
また、⑤治療費に「定額制」といって、保険が使える医療に上限をつけている⑥入院すれば「退院支援計画」をつくるので、病院の追い出しにつながる⑦終末期医療では延命治療はひかえるなどといった誓約書を出すことをすすめられるなど、こんなひどい医療制度はない。医療制度なんていえるものではないと思うのです。
制度は今年の4月から始まったばかり、高齢者の方たちやご家族がこの医療制度をさらにいろいろと実感することになるのは、実際の診療、入院をしたことによってだと思うのです。この制度に対する国民の批判は大きくなるばかりだと思います。
国会は臨時国会となります。参議院で共産党を含む野党4党による後期高齢者医療制度廃止法案は可決され、衆議院では継続審議となっています。ここは野党が力を集中して衆議院での「廃止」可決・成立とありたいです。
がんばろう。