日本共産党第25回大会は今日で閉会となります。さっきインターネットで大会のライブを見ていて24回大会に代議員として参加したときのことが鮮明によみがえってきました。
大会は前大会から今度の大会までに大会で決めたことがどのように発展してきていて、この間の社会情勢はどんな風であったのか、次の大会までにどのようなことに向かって頑張るのかといった、組合で言えば行動計画のような、「第25回大会決議案」を中心に置いた討議をする場となっています。全国から集まった代議員によってさまざまな角度から討議されますが60を超える代議員の各分野からの発言は非常にためになります。
大会決議案はしんぶん赤旗にも掲載されますが、全国の党員一人ひとりに届けられます。国内外の情勢をどうみるのかといった一見難しそうであるけどわくわくするような内容から、派遣切りからどう労働者を守るのか、高齢者、障がい者、子どもたち、地方議会、参院選などなど。国民、住民の目線に立ってどうしたら問題が解決できるのかそのヒントがぎゅっと濃縮されたジュースのように示されていると思い参考になります。
それから全国には日本共産党のたくさんの支部や中央委員会や県委員会などの機関があるので、大会決議案は大会の開かれている3日間だけで議論されるのではなく大会が開かれるまでに、また開かれている最中にも各支部、機関で議論がされます。つまり、決議案を決議とするまでには十分な議論が必要とされています。
そして大会にて決議となった「第25回大会決議」は即全国の支部・機関に返され再び議論されます。決議案や決議に書かれていることで本当にいいのか?決議されたことで頑張っていけるのか?などとみんなでよーく議論します。修正意見などは積極的に受け入れられていきます。
日本共産党はこうしたやりとりのことを民主集中制と呼んでいますが、私は民主的な日本共産党のこんなところが好きです。大会決議案は先ほど代議員全員によって決議されました。決議についても何だかんだと感想や意見を出し合って行きたいと思っています。