庁舎正面にある懸垂幕に目が留まりました。
「世界から核兵器の廃絶を 平和宣言都市 小田原市」とありました。帰りがけに気づいておっ!って思いました。なかなかメッセージ性があっていいなと思います。
小田原市が平和都市宣言を制定したのは平成5年10月1日のこと。そして今年には平和市長会議に加盟し、少しづつだけど平和施策が前進してきていると感じます。平和市長会議の目的は核兵器のない平和な世界を実現することとあって、国内785自治体が加盟し、世界では144カ国・4069都市が加盟しているといわれています。この流れこそ世界から核兵器を廃絶するための流れだと思います。
今年は戦後65年、安保改定50年。何か節目の年だなーと思います。戦争を再び起こさせないためにも戦争を知らない人たちに悲惨な戦争の実態を少しでも知っていただき平和を語り合うことは本当に大切だと思います。
私も呼びかけ人の1人となっている「8・15を考える会」では「戦争」と「平和」をテーマに、毎年戦時下の写真展、当時の食生活の体験コーナーを設けたりと貴重なとり組みを行ってきています。今年は伊勢冶書店3階のギャラリー新九郎にて8月14・15日の二日間行います。ぜひ多くの方が訪れていただけると幸いです。
14日は午後1時30分からシンポジウムと写真展。写真展は午後7時までやっています。15日は午前10時から写真展。食生活体験コーナー、交流会&自由トークとなっています。シンポジウムのパネリストに加納実紀代氏(女性史研究家・敬和学園大学特人教授)、米田佐代子氏(らいてうの家館長)となっています。コーディネーターはご存知、宇佐美ミサコ氏。写真解説者は小中学校での戦争体験語りべの飯田耀子氏です。よろしく~