昨日6月定例会は終わりました。
私の一般質問でもありました。今回私は2015年4月から開始となる「子ども・子育て支援新制度」の、小田原市子ども・子育て支援事業計画の策定に関していくつか質問しました。
1つは保護者に行ったニーズ調査について、結果からどのようなことがわかったのか、乳幼児などお子さんがいらっしゃる方たちの現状と、教育・保育に何をどのように求めているのか、またその必要量と本市が決める必要量とにかい離があったらだめですので、その辺りはどのように考えているのかその方向性について質しました。
2、本市では新制度施行に向け「地域型保育事業の認可基準」などを条例化しなければなりません。市としての考え方と、進ちょく状況、心配な地域型保育事業の保育士の有資格者の配置を、取分け現実に需要が多く考えられる、小規模保育事業の保育士全員を有資格者とすべきと求めました。
3、新制度の保育所等の入所手続きは、教育・保育の必要量の認定を受けるなど、ちょっとこれまでとは分けが違うので、実際にはどのような手続きになるのか質しました。
4、新制度は保育所などの施設型保育、小規模保育などの地域型保育といって、多種多様な保育がありますので、どのようなことになっているのか、特に幼保連携型認定子ども園については、教育・保育の一体に無理があると思い疑問大ですので、市としてどのように考えているのか質しました。
5、認可保育所の入所の選考について、どのように選考しているのか、最終的には希望者全員が入所できるように、認可保育所の増設をすべきと求めました。
6、保育所の空き情報をぜひ市のホームページに掲載すべきと求めました。
いろいろ答弁があった中で、まだまだ疑問は多く、これは問題があるなと感じたのは、小規模保育事業における保育士の配置についてです。国基準は、保育士を無資格でもよいと言っている部分がけっこうありますので、その国基準に従うとの答弁にはがっかりでした。
市もそれこそ、新制度導入でいろいろ考えるところはあると思うのですが、国基準というのは最低基準です。最低そこは押さえてと言っているわけで、それは当然のことで押さえても、それより上回ってはいけないと言っているわけではないので、私としては、子どもたちに豊かな教育・保育をするには、お昼寝時のうつ伏せ死等、保育施設における死亡事故を徹底して防ぐためにも保育士は全員有資格者を配置すべきだと考えるのです。今後も十分議論していきたいと思います。
(6月のいつか撮った小田原城址公園の紫陽花)