市議会9月定例会は平成29年度の決算審査へと移っています。
日本共産党会派では吉田市議と私田中が決算特別委員会に臨みます。頑張ります。
さて9月21日の本会議で一般会計の補正の追加議案になっていた、小中学校普通教室等空調設備設置事業が議員全員賛成のもと可決成立しました。予算額は約22億。これで小学校25校と中学校11校の普通教室等にエアコンが設置されます。平成31年度の7月稼働となるように計画しているので本当によかったと思っています。
7月に市内の小学校にお子さんが通っているお母さんたちから、市に学校の普通教室にエアコン設置を求める要望書と署名が提出されていました。市議会には陳情書の提出があり、21日の本会議において陳情書の採決がありました。私ども会派はこの陳情に賛成を致しました。他の議員の賛成もありましたが陳情は不採択となり非常に残念です。
陳情はエアコン設置に対する陳情書。
私は会派を代表してこの陳情に対する賛成討論をしましたが、以下の通りです。
「この陳情の提出者は市内の小学校に通うお子さんがいらっしゃる、お母さんたちによるものですが、酷暑の夏から子どもたちの命を守ろうとする懸命な姿が浮き彫りになっています。
平成30年7月19日より集めた署名は1万6千筆になるとのことでしたが、その数に子どもたちを案じている保護者の思いが伝わってまいります。署名を小田原市、神奈川県教育委員会、文部科学省に提出されたとありますが、そうした取り組みに敬意を表するものです。
確かに今年は6月に30度を超える暑さとなり、夏休み前からの暑さは尋常ではありませんでした。陳情は暑さの中過酷な労働環境にいる教員の方々へのご心配もされています。いずれにしても子どもたちや先生方がベストな教育環境のもと過ごされることを心から願っております。
従いまして、エアコンの早期設置及び設置までの児童への配慮と対応策の検討を求める陳情に賛成致します。」