5月28日は臨時議会でした。守屋輝彦新市長にとり初の議会開催ということになります。
コロナ禍においての議会開催は感染防止第一に行われ、傍聴も控えることをお願いしているため、傍聴席は数人ということで、新市長登場とあってもちと寂しい光景となりました。
守屋市長の就任あいさつで印象に残ったのは、前市長が行ってきた市政運営について「継承できるところは継承し、変えるところは変える」というくだりでしたが、何を継承し何をどう変えるのか、まだまだ不透明です。いずれにしてもこれからの手腕が問われるところだと思いました。
この臨時議会において、日本共産党は議員提出議案第2号ということで、新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う、議会費削減についての独自の提案をしました。
同趣旨で第1号も提出されていましたが、いずれも議会費の、議員期末手当の削減で得た額を感染症拡大防止に役立てるというものです。
両者の違いは削減額ですが、1号は議長25%減で114万7095円に、副議長15%減で113万3654円に、議員10%減で111万5775万円に。2号は議員一律52万5千円の減で71万4750円に。それぞれ減額した額となっています。
かつて政務活動費の海外視察が廃止となり、その分が現行の政務活動費に振り分けられている(月1万5千円)。議員今期2023年4月までの間これを削減する。またこれを期末手当で一括して一議員52万5千円削減する、これが適当ではないかという内容です。
提案者は日本共産党の3名でしたが、代表して岩田泰明議員が提案理由の説明を行いました。
残念ながら議員提出議案第1号が賛成多数で可決となりましたが、今後もぜひさまざまに提案をしていきたいと思います。