・日々の出来事を簡単にまとめています。
田中がくBLOG



21日
新大阪駅から新幹線に乗って新下関駅まで行き、レンタカーを借りて視察に向かいました。
14時~16時まで、下関市の北部地区にある「ジビエ有功活用推進事業」の視察を行いました。
まず、1時間ほど、これまでの経緯や課題などを聞かせて頂きました。




有害鳥獣に対する被害は、ピーク時で175914千円ほどあり、駆除をしなければ農家の方々の生活が持たないとなり始めたそうです。
平成25年から、施設が供用開始され、平成30年度の被害額は、140455千円まで、改善されたそうです。
ただ、ジビエになるのは、イノシシと鹿だけで、近年はサルの被害が増加しているそうです。
ジビエ事業については、指定管理をしていて、年間約500万円ほどで、処理数は約700頭になってるそうです。
今後の課題は、施設を中部地区に増設する当初の予定をいつごろから始めるかになっているそうです。
ジビエは、味も良くて品切れ状態が続いているそうですが、駆除数が追い付かないそうです。
国の予算を使いながら、事業を進めているので、大変勉強になりました。
ちなみに、イノシシを捕獲すると下関市から5000円・鹿は、10000円・サルは、26000円の補助金が出て、合わせて国からは1頭当たり全て7000円の補助が降りるそうです。
担当者からの説明と質疑応答を行ってから、解体作業所を視察させて頂き、初日が終了しました。







22日
10時~12時まで、下関市駅前にある「ふくふく子ども館」を視察させて頂きました。
施設の館長から、30分ほど説明があり、施設の見学をしてから、約40分ほど質疑応答が行われました。
引き続き、施設の見学をしてから、もう一度質疑応答を行いました。












平成26年度からスタートして来館者数は、249940人あり内訳は、市内72.9%市外27.1%となっていました。
平成30年度は、197161人の来館者があり市内65.8%市外34.2%となっていました。
ここの施設は、市内・市外関係なく無料(会議室などは、1部有料)で使用が出来るので、地方からも里帰りで帰って来られている方がたくさん来られているそうです。
21名の職員と嘱託1名と館長で運営されていて、保育士の資格を持っている方が6名でした。
発達障害を持っている子どもさんでも、遊ぶのに安全なとても素晴らしい施設で、この日も多くの家族連れが、たくさん来ていたので参考になりました。
館長さんには、約2時間、現場を見ては部屋に戻って質疑応答をして貰う親切な対応をしてくれたので、感謝致します。






お昼ご飯は、下関市の名所で唐戸市場もあるカモンワーフで海鮮ランチを食べましたが、とても美味しかったですね(笑)



15時からは、多くの家族連れが来ていると聞いていた下関競艇場へ視察に行って来ました。
御多分に漏れず、下関市も市民公園の遊具が危ないと撤去されていく中、下関ボートさんは、危なくない遊具を置いて親子で遊べる場を作っていました。
また、昨年はお盆休み期間中だけだった、プールも今年は夏休み期間中、設置されていて競艇が始まる前から超満員になっていました。
大人も子ども家族全員が楽しめる下関ボートさんには、見習う事が多いですね!
施設見学をしてから、山田局長さんと意見交換をさせて頂きました。
下関ボートは、住之江競艇と違って来場者が少ないので、様々な工夫を凝らして経営されているそうです。
また、山田局長さんは、売上を伸ばす為に住之江にもちょくちょく来られていて、泉佐野市にあるボートピアにも何度も来てくれているそうです。
約1時間ほど、意見交換をさせて頂き終了しました。
下関市の皆様には、2日間大変お世話になり感謝申し上げます。















23日
9時に下関市を出発して山口市へ向かいました。
山口市でお昼ご飯を食べて12時50分に山口市役所へ到着しました。
13時~14時40分まで、「定住促進事業」すむ住む山口について視察をさせて頂きました。
まずは、副議長さんから歓迎の挨拶があり、視察がスタートしました。
定住促進について1時間ほど説明を受け質疑応答をさせて頂きました。
私からは、移住定住専用フェイスブックについて質問をさせて頂きました。
リーチ数は、平成29年度が144166件/30年度が150357件あったそうです。
また、山口市さんは、大都市圏で行われる移住フェア等などに積極的に参加されていて平成30年度には東京11回/大阪3回/愛知1回に出展されたそうです。
そこで、移住についての相談件数を聞くと延べ東京61件/大阪16件/愛知5件ほどあったそうです。
他にも、移住体験ツアーなども開催されていて平成30年度には3回の企画で延べ27人が参加されていました。
また、空家バンクの登録などを地域づくり団体や商工会の皆さんに定住サポーターになって頂いて積極的に取り組まれていました。
空家バンクへ登録する方には、家財道具の処分代を50%最大で10万円の補助金が出るようにされていました。
その結果、国税調査では、平成22年から比べると平成27年の調査では、世帯数3695件人口794名が増加してました。
貝塚市でも空家バンクの登録を目指していますが、いっこうに進んでいません!
今回、山口市さんで教えて貰った事を参考にしてぜひ貝塚市も前に進めて行きたいと思います。











今回の視察では、北村つねお参議院議員のご協力もあり、下関市さんも山口市さんもとても積極的に教えて頂く事が出来ました。
有意義な3日間になったので、9月議会の中で役立てて行きたいと思います。
ご協力頂いた

皆様、ありがとうございました。




今日の午後からは、スマイルフィッシングアカデミーのスマイルフィッシングプロジェクト100の開催を予定してましたが、海上の風が強く波が1メートルを超えているので中止になりました。
楽しみにされていた皆様にはご迷惑をお掛けしますが、ご理解をお願い致します。


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