明日から、始まる3月度定例会で議員定数削減を行う予定です。
この議論は、これまでに何度か紹介をさせて頂きましたが、もう一度経緯を紹介します。
当初は改選前に、議論をさせて頂きその時の賛成者は、「南野・森・北尾・中山・宮本の各議員と私の6名」でした。
反対者の多くは、議論する時間が無いと言われていました。
結果的に、選挙前で時間切れとなり「今回は、取り下げるので選挙が終わって次回の当選者が決まればすぐに、新しいメンバーで検討会を立ち上げて議論をして欲しい」と言って引き下がりました。
一昨年の6月に新しいメンバーが決まったので、議会改革検討会を立ち上げて早速の議論をした所、意見が分かれて個人の意見を出す事になって、私は「5名削減と報酬を現在の525000円を600000円に値上げをして、政治活動に専念出来るようにして欲しい」と言ったのですが、報酬を上げる事は、現在の財政状況を考えれば賛同出来ないと言われ、1人の意見として却下されました。
そこで、3名の削減に乗り出し最終は「南野・田畑・森・北尾・中山・谷口・平岩・真利の各議員と私の9名」まで行ったのですが、過半数に届かず、議案として提出する事が出来ませんでした。
否決を覚悟で出す事も出来ましたが、パフォーマンスで政治をするべきでは無いと感じたので諦めて、それならば過半数を超える賛同者が集まるようにと声をかけた所、2名なら共産党以外の全員が賛成をしてくれたので、本日議会事務局に議案として提出をしました。
私の私見を述べると、貝塚市の面積・人口を考えると15~16名で十分だと思っています。共産党は、議員の数が少なければ民意を反映させる事が出来ないと言われますが、果たしてそうでしょうか?
議員数が削減されれば、知縁・血縁だけに頼る選挙は出来なくなります。当然の事ながら4年間必死に働いて、市民の皆さんのご理解・ご協力・ご支援を頂くようにしなければならなくなります。
市民の皆さんからよく「議員なんか誰がなっても一緒や、税金の無駄使いや」と聞きます(涙)ホンマにそうでしょうか?
たとえば一つの町会から推薦を貰えれば、当選出来るような仕組みがあれば、多くの人は、その町会の仕事だけしてしまうのでは、無いでしょうか?
私は、生まれも育ちも大阪市内です。貝塚市に親戚なんか有りませんでした!だから、評価をして頂くためには4年間一生懸命にがむしゃらに働くしか無いんです。
別に、私だけが働いているなんて思っていません、議員の数が少なくなればなるほど選挙が厳しくなります。
だから、議員全員が必然的に働くようになりますし、落選が嫌なら働くしか無いんです。
どこかの政党のように、国民受けを狙い議員数を削減しようとしている訳ではありません!
因みに、国会議員の大幅な削減は、私は反対です。なぜなら、日本には多くの離島があります。その離島を基盤としている方が、選挙をすれば、活動に時間が取られるので離島に足を運ぶ回数が少なくなってしまいます。
それこそ、民意が守れなくなります。
議員定数は、面積・人口密度・財政状況などをふまえて検討する事が必要です。
貝塚市議会では、2名の削減で18名になります。人口が9万人ちょっとの市なので18名でも多いかも知れませんが、ですが議会制民主主義なんで、過半数を超えなければ議決出来ません!
2名では、少ないとお叱りを受けると思いますが、どうかご理解のほどをよろしくお願い致します。
これからも、市民目線でしっかりと議会改革を進めて参ります。
生まれて良かった、住み続けたい街、貝塚を目指してこれからも突き進んで参りますので、よろしくお願い致します。
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