木曜日の夕方、突然舞い込んで来た安倍総理からの要請に対し困惑をさせられました。
教育長から電話があり、徹夜で対応をすると言われました。
そして、28日の朝、10時から厚生文教常任委員会が終了後に、教育長たちと卒業式や入学式などの対応を協議しました。
その後、校園長会が行われ決定しました。
その内容を抜粋して報告します。
1・令和2年3月2日から3月24日まで臨時休業する事になりました。(延長の可能性あり)
2・卒牛式は、規模を縮小して行う(来賓の出席はお断りします)
3・学童保育に通う児童並びに、家庭で置いておけない児童については学校で預かる、正し給食が無いので弁当持参
4・中学生の期末試験は、各学校にて行う(登校日については、各学校から生徒に案内を出す)
5・小学生についても、提出物や宿題の関係があるので学校単位で登校日を決める(各学校から、案内が来ます。)
簡単に要約しましたが、詳しくは貝塚市のホームページに記載されています。
27日の夕方、私のFacebookにも掲載しましたが、今回の安倍総理からの要請はあまりにも急ぎ過ぎで市町村は混乱してます。
もう少し、基礎自治体の判断に委ねるという感じにして欲しかったと思います。
電話を貰った教育長に「慌てて守る必要は無いよ、まずは現場の足元を固めてから対応する方が保護者の理解が得られる、絶対に必要なのは卒業式です。止めるという考えだけは持たないで欲しい」と訴えました。
教育長からは「国に逆らうとお隣の市のように補助金などがカットされると困ります。なので極力、合意できる内容で進めて行きたいとおもっいます」と返事がありました。
28日には、午前中に約30分ほどそして夕方も約30分ほど教育長と議論をして今回の内容が決まりました。
今回の決定に満足をしている訳ではありませんが、必要最低限だけでも担保が出来たと思っています。
保護者の皆様のお怒りは、身に染みて感じております。
27日の夕方から昨日まで、電話・ライン・Facebook・などで、クレームの嵐でした。
国会議員にも、数名連絡して何とかならないのか?と問いただしましたが「基礎自治体の子ども守る覚悟を示す方が優先です」としか帰って来ませんでした。
そんな中、文部科学大臣から、「休校を強制するものでは無い」とのコメントが出されもっと混乱しました。
自民党所属議員として、恥ずかしく情けない思いです。
ひつこいようですが、地域事情などもあるので、基礎自治体の判断に委ねるぐらいにして欲しかったと思います。
新型コロナウイルス対策を怠ると死者が出ます。なので、子どもたちの安全を考えて全力で取り組むのでご理解をお願い致します。
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