私の食事日記

いつまでたってもブログ練習中

実録 お葬式 24 還骨法要まで 葬儀社さんはすばらしい

2009-06-17 17:12:44 | 母をみおくる
6月6日(土)
14:30
斎場から葬祭場に戻り、各親戚にお礼の挨拶をし引き出物を渡してお見送り。
各親戚の動きに合わせて右往左往して、フラフラ、足元がよろけます。

憔悴の父と姪を先に帰しました。

葬儀社の担当さんに用意してもらっていた夕方の法要の目録をものを受け取り、
駅まで送る従兄弟と姉とで斎場を出ました。

二日間、きめ細かくお世話してくださった担当3人さんには感謝、感謝です。

「葬儀社ってすごい仕事だな~」と家族みんなが感動したスタッフさんたちでした。

15:10
従兄弟を見送り、次は姉の雇用者さんにお詫び行脚。
お通夜に不手際でお渡しできなかった「香典返し」とお詫びの気持ちを込めて奮発した菓子箱持参で、姉と喪主の二人で頭を下げました。
昨夜、何回か姉がお詫びの電話を入れていたためか、すんなり運びホッ。

15:40
帰宅
前日の3時くらいから丸1日の不在でしたが、途轍もなく長い不在に思えます。
ボーっとするまもなく、

「もう、家にいる」とご機嫌ななめの父を姉に頼み、

還骨法要に参列してくれる親戚を迎えに行き、そのまま山寺の菩提寺までまっしぐら。





実録 お葬式 23 骨上げ

2009-06-17 17:09:12 | 母をみおくる
6月6日(土)13:25

お骨上げです。

理科室の人体模型や人骨の標本が苦手だった私。

正直、自分の家族でも「怖い、気持ち悪い」などと思ったらどうしょうと不安でした。

喪主であるため、骨になった母を出迎え、収骨室で待つ親族のもとまで付き従います。
一番初めに、お骨になった母を目にしても、不安に感じた思いになることもなく

あー、おかあさん、こんなにきれいな骨になって

と、炉の入り口まで駆け寄り、
余熱の残っている母のお骨を撫でさすりたい気持ちになります。

収骨室で説明を聞きながら、2人ずつ代わる代わる収骨していきます。

みなそれぞれに、おそるおそる遠慮がちに骨を拾います。

骨壷に収められ、錦袋に包まってお澄ましした母のお骨を受け取ると、まだほんのり暖かく・・・

おかあさん帰ろうね

と呟き、錦袋をそっと撫でました。


実録 お葬式 22 精進落とし

2009-06-17 17:08:10 | 母をみおくる
6月6日(土)12:10

以前は葬祭場か料理屋に場を移し、お骨上げまで精進落としのもてなしをするのですが、
斎場が新築されて以来斎場がその機能も備えているので、

そこで仕出しの会席膳で精進落としのもてなしをしました。

食事日記とはいえ、通夜ふるまいやこの写真を撮るのは

喪主として親戚の手前差し控えました。

後で、マナーの本を読むと、ここで喪主の挨拶をするべきだったのですが、

テーブルをまわってお礼を言うのですませてしまいました。

従妹の一人がたぶん気を利かせて、盛り上がってくれたのですが、

さすがにいたたまれなくて、廊下に一人。


なんとなく不穏な空気の親戚もいて、無事丸く収まるように祈るように
待つ時間です。

実録 お葬式 21 納め式

2009-06-17 17:05:36 | つぶやき
6月6日(土)11:25

斎場(火葬場)到着。

乱れる心は押し退けられ、喪主に戻ります。

母の棺は丁寧に、近代的で美しい建物に運び込まれます。

母の棺に続いて喪主、遺族、親戚がつらなり、納め式・・・

最後のお別れの部屋に入ります。

お願いしてあったお寺さんのお経をいただき、

棺を開けての最後のお別れです。

今日は混んでいて、そのおかげで少しゆっくりお別れができました。

取り乱すくらい泣きたい気持ちと泣けない気持がせめぎ合いながら、

ここで泣いてどうする

強い私がいます。

本当は 「おかあさん」と泣きたいのに・・・。






実録 お葬式 ⑳ 運命の交差点

2009-06-17 17:01:42 | 母をみおくる
6月6日(土)11:07

母を載せた今風にシンプルな霊柩車がゆっくり丁寧に斎場に向かいます。

位牌は父が、遺影を私が抱き運転席の後ろに乗り込んでいます。

腰をおろしたとたん、葬儀で頑張っていた私が消え

迷い子のような心細さが迫ってきて、ぼんやりしてます。

父は独り言のように母に何かを繰り返しています。

道行く人は忌むような眼差しを遠慮がちに投げかけます。

車窓がパステルグレーのフィルターをかけたよう。



ある交差点に差しかかったところで、

『えっ!』

声が聞こえそうなくらい、驚いた顔が目に入ります。



・・・ん?

えっ!

体を起こして目を向けた先に、好きだった人のひたすら驚く顔。


時間としては、ほんの数秒の偶然。

一番大事な母の葬列に一番大好きだった人との交差点での再会。

変わらずおしゃれなその人の姿に

 元気そうでよかった

 人生で一番寂しい瞬間に会うなんて、なんて皮肉

この世の中に偶然はなくて、すべてが必然ならば

神様はどんなサインを送っているのか?




誰一人私の乱れを知らぬまま、車は斎場に向かうのでした。





実録 お葬式 ⑲ 出棺 従妹達

2009-06-17 17:01:12 | 母をみおくる
6月6日(土)11:00

いよいよ出棺です。
出棺は普通親族の男性に担がれるものですが、
親族が少ない上に、男性は高齢者が多くて…持てません。

男性陣は伯父と従兄弟一人。
位牌と遺影を姪二人に任せて、姉と私、葬儀社の担当さんで頑張ることにしました。

すると、遠方に嫁いでいながら、参列してくれた従妹二人がさっと駆け寄り、一緒に担いでくれました。

「おばさんに会い立ったから」
「親みたいに可愛がってくれたから」

従妹達の気持に目頭が熱くなるのをこらえ、
丁寧に車に収めます。

実録 お葬式 ⑱ 告別式

2009-06-17 17:00:37 | 母をみおくる
6月6日(土)10:00

いよいよ母を見送る葬儀・告別式が始まります。

式の前に、喪主、遺族の手順、焼香の仕方をレクチャーされます。

喪主挨拶もこっそり2回練習。

不思議とお通夜の時より清々した気持になっています。

この3週間あまり、今までの人生でこれ以上辛い事はなくて、

その辛いマラソンもいよいよゴールのために競技場のトラックに

母を連れて入っていく感じ。

母の最期のお別れの場。

「きちんと見送ってあげよう」

腹が据わったようです。



おかあさん ありがとう

おかあさん ごめんなさい

おかあさん おつかれさま

おかあさん だいすき

おかあさん ありがとう





再開と再会

2009-06-17 16:37:13 | ごはん
6月13日(土)20:30

午後から先輩達との勉強会に参加。

あまりのレベルの差に申し訳ないだけの3時間。

自分の居場所を確認できて、少し元気が出そう。

仲間は暖かいね。

夜8時過ぎに用意した夜ごはん

エビスビール500ml・
ミートパイ・レタス、人参、ブロッコリー(芯)のサラダ・
ウインナ-3、ブロッコリー

いざ、食べようというところで、
先日再会した人から、電話があり

急遽会うことに
お互いいろいろありまして

11時半過ぎにした食事は
エビスビール500ml・ウインナ-3、ブロッコリー


メゲメゲ病 予防

2009-06-17 16:36:24 | ごはん
6月13日(土)

お昼ごはん

ご飯・油揚げ、人参煮・ブロッコリー・ウインナー3・味噌汁

父は落ち着いています。
お昼御飯を一緒に食べました。

午後から大先輩との勉強会があるので、それにも参加することにしました。
まったく勉強していないのですが・・・

友人からは「おいおい、無理しちゃ駄目だよ」とメールも来ましたが、
実家に居ても居場所がない感じなので行くことにしました。

いろんな場面で社会復帰していかないと、メゲメゲ病になりそうです。

自宅と実家の挟間

2009-06-17 16:31:55 | ごはん
6月13日(土)8:06 起床

目覚ましかけずにしたので、6時に目覚めて二度寝しました。

姉は仕事なので、早めに実家に行くべきかもしれませんが、
姉は料理を作ってもなんとなく迷惑そう。

親戚達は私が戻って切り盛りしないとといいますが、
父や姉、姪の気持ちがわかりません。

私自身も母が寝たきりと宣告された時は仕事もやめて、
実家で介護をと思いましたが、
母が亡き今、戻りたいわけではありません。

実家に戻るとも戻らないとも話がでないうちに、
また、覚悟をしないうちに、
実家であれこれ手を出していいものかわかりません。

姉と父は反目しあっているのですが、親子だし、
なんとなく姉にとって、私の手助け(本当に手助け?)なっているのか
わからないのです。

どうしたもんだか…しばらくは様子見です。

とにかく自宅の洗濯や掃除を済ませないとね。