国交正常化前でも日本から北朝鮮への経済協力を可能とするなど、相手国の立場
に立った内容の平壌宣言原案が修正されて、平成14年9月17日に調印されたこと
が元旦の新聞に掲載された。
外務省の担当者2名が”ミスターX”と呼ばれる金総書記直属の相手側担当者数名
と極秘裏に進めていた交渉で合意に達していた内容で、当時の福田官房副長官が
それを知り土壇場で修正させたことも掲載されていた。
「相手の出方を見極めて、(日本の)対応を決める」「誠意ある対応を期待している」
などなど、日本人拉致問題を他人事のように論評している小泉首相の本心が伝わって
こない「さる」年から「とり」年を迎え、元旦早々ショッキングな報道だった。
横田めぐみさんのお母さんが、拉致問題の早期解決を総理に進言し、握手をした
けれど、「やります」と答えたその手には、解決しようとする力が込められていな
かったと、ジャーナリストとの対談で語っている。
アメリカ政府高官と面談した時、その人達の応対は、総理のそれとは正反対だった
とも。
そのアメリカは、北朝鮮に対する交渉の基本姿勢を議会承認した。
6ヶ国協議は、日本人拉致問題を解決する事にも触れた内容になっている。
北朝鮮の日本に対するする言い分は、
我が国は、誠意に満溢れた対応をしている。日本が精査した結果は捏造であり、
我が国に対する冒涜である。したがって、今後の実務者協議は不要である。
日本との国交は、断たれても結構、我が国籍の船の入港を止めても構わん、
と諸外国に向けて堂々と公表しているも同然です。
彼の国が発する電波は、日本だけに向かって流れる。こう考えているのかも
知れない。
今日は、ボケ封じ観音さまのお出ましがない。
正月3ヶ日は、多忙なのだろう。
横田めぐみさんの弟拓也さんの結婚式が平成7年(’97年)10月11日千葉県
浦安市のホテルで行われ、披露宴の席に空席がひとつあった。
その席には「横田めぐみ」の名札が置かれていた。それは姉さんのために用意した膳、
「陰膳」だった。
日本人拉致事件を、新潟新聞社特別取材班が取材し新聞に連載したたものを
ドキュメンタリー・タッチで纏めた「祈り 北朝鮮・拉致の真相」で紹介されている。
(連載記事は、’04年度の日本新聞協会賞を受賞)
<陰膳:かげぜん>
旅などに出た人の安全を祈って、留守宅で用意して供える膳。(広辞苑第5版)
小泉首相が一言居士のように云っている
「相手の出方を見極めて、(日本の)対応を決めなければならない」
(日本の)対応を決めなければならなない、は
(私の価値観で)対応を決める、なのだろうか?
私の価値観=郵政民営化以外関心がない=日本人拉致問題に、これ以上関わりたく
ない=経済制裁の発動はしたくない=相手国が困るようなことはしたくない。
このような循環思考が見え隠れしている、と元気印シニアは考えている。
今年こそは、陰膳を据えて待つ寂しさ、悔しさをこれ以上味わいたくない。
拉致家族の皆さんは、耐えがたき苦しみ、悔しさを心に秘めて戦い続けている。
元気印シニアが労りの言葉を連ねるのではなく、酉年を迎えるにあたり、陰膳を
据えて待つだけで、勇気のない小泉首相に、観音さまに代わって喝を入れてやり
たい。
一日も早く日本人を取り戻そう。今年は「とり」年! かあ~~つ!!
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に立った内容の平壌宣言原案が修正されて、平成14年9月17日に調印されたこと
が元旦の新聞に掲載された。
外務省の担当者2名が”ミスターX”と呼ばれる金総書記直属の相手側担当者数名
と極秘裏に進めていた交渉で合意に達していた内容で、当時の福田官房副長官が
それを知り土壇場で修正させたことも掲載されていた。
「相手の出方を見極めて、(日本の)対応を決める」「誠意ある対応を期待している」
などなど、日本人拉致問題を他人事のように論評している小泉首相の本心が伝わって
こない「さる」年から「とり」年を迎え、元旦早々ショッキングな報道だった。
横田めぐみさんのお母さんが、拉致問題の早期解決を総理に進言し、握手をした
けれど、「やります」と答えたその手には、解決しようとする力が込められていな
かったと、ジャーナリストとの対談で語っている。
アメリカ政府高官と面談した時、その人達の応対は、総理のそれとは正反対だった
とも。
そのアメリカは、北朝鮮に対する交渉の基本姿勢を議会承認した。
6ヶ国協議は、日本人拉致問題を解決する事にも触れた内容になっている。
北朝鮮の日本に対するする言い分は、
我が国は、誠意に満溢れた対応をしている。日本が精査した結果は捏造であり、
我が国に対する冒涜である。したがって、今後の実務者協議は不要である。
日本との国交は、断たれても結構、我が国籍の船の入港を止めても構わん、
と諸外国に向けて堂々と公表しているも同然です。
彼の国が発する電波は、日本だけに向かって流れる。こう考えているのかも
知れない。
今日は、ボケ封じ観音さまのお出ましがない。
正月3ヶ日は、多忙なのだろう。
横田めぐみさんの弟拓也さんの結婚式が平成7年(’97年)10月11日千葉県
浦安市のホテルで行われ、披露宴の席に空席がひとつあった。
その席には「横田めぐみ」の名札が置かれていた。それは姉さんのために用意した膳、
「陰膳」だった。
日本人拉致事件を、新潟新聞社特別取材班が取材し新聞に連載したたものを
ドキュメンタリー・タッチで纏めた「祈り 北朝鮮・拉致の真相」で紹介されている。
(連載記事は、’04年度の日本新聞協会賞を受賞)
<陰膳:かげぜん>
旅などに出た人の安全を祈って、留守宅で用意して供える膳。(広辞苑第5版)
小泉首相が一言居士のように云っている
「相手の出方を見極めて、(日本の)対応を決めなければならない」
(日本の)対応を決めなければならなない、は
(私の価値観で)対応を決める、なのだろうか?
私の価値観=郵政民営化以外関心がない=日本人拉致問題に、これ以上関わりたく
ない=経済制裁の発動はしたくない=相手国が困るようなことはしたくない。
このような循環思考が見え隠れしている、と元気印シニアは考えている。
今年こそは、陰膳を据えて待つ寂しさ、悔しさをこれ以上味わいたくない。
拉致家族の皆さんは、耐えがたき苦しみ、悔しさを心に秘めて戦い続けている。
元気印シニアが労りの言葉を連ねるのではなく、酉年を迎えるにあたり、陰膳を
据えて待つだけで、勇気のない小泉首相に、観音さまに代わって喝を入れてやり
たい。
一日も早く日本人を取り戻そう。今年は「とり」年! かあ~~つ!!
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