会計検査院ではなかろうか?
「毎年、毎年税金の不適正支出を報告しているのに、税金の無駄使いが根絶さ
れないのはどうしてなのか?」
ボケ封じ観音様が悩んでいる。
「・・・。酒販組合中央会が酒を販売する全国の小売店から、年金を保証する
ことを担保にして集めた年金資金を不正に流用したとして、警視庁捜査二課
が強制捜査に乗り出したのに・・・。」
名無し羅漢さまは、爆発寸前の怒りを押し殺して呟いた。
「そもそも、会計監査院には、補助金の不正支出や計算ミスの算定をしたり、
非効率事業の改善などを指摘するだけの権限しかないから、それに甘えてい
るんだ。つまり、自院の業務を遂行して満足しているだけでしょう。
だったら、民間に監査を委託したほうが業務効率は格段にも改善される。
会計監査院を解散して困る省庁があるのだろうか?」
「それは、言い過ぎですよ。羅漢さん」
「観音さま、国税庁が民間企業に対して実施している監査はそんな甘いもので
はないことを熟知しているはず。なのに、言い過ぎです、それこそ言い過ぎ
だよ」
「国税の監査員に業務処理が不適正と指摘されると追徴金を徴収される。それ
なりの罰則が科せられる。重加算税の追徴も厭わないで科するんだから」
「承知しています」
観音さまは、素直に聴いている。
「指摘を受けた企業内では、業務改善対策を講じ繰り返さないように予防策を
立て、それを実施する。だから、会計監査院にも国税局と同じような権限を
与えて、該当省庁に対して改善命令を発令し、それが履行されない場合は罰
則を科するようにする。そうなれば、税金の無駄使いは激減する」
「会計監査院は、正義の味方に変身です」
「このままでは、税金の無駄使いをしているのは、会計監査院だよ」
「羅漢さん、弱気を砕き、強気を助ける何とか・・・と言いたいんでしょう」
「2億円強の使途不明金が見つかった酒販組合中央会は強制捜査を受け、936
億円もの税金を無駄に浪費した”お役所さま”が無罪放免なんて、許せますか。
観音さまあ~」
「元事務局長らの業務上横領と背任容疑があるんだから、強制捜査も」
「それが甘いと言っているんでしょう。毎年同じような指摘を受けても表向きの
改善しか行わない。これは詐欺罪と違いますか。会計監査院には言わせたいこ
とを言わせておけ。人の噂も・・・。確信犯ですよ」
羅漢さまは、観音さまの説明を遮って断言する。
「そのように言い切って良いのですか。羅漢さま」
観音さまの方がムキになってきたようだ。
お二方に、これ以上付き合うと徹夜になってしまう。
退散、たいさん。
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「毎年、毎年税金の不適正支出を報告しているのに、税金の無駄使いが根絶さ
れないのはどうしてなのか?」
ボケ封じ観音様が悩んでいる。
「・・・。酒販組合中央会が酒を販売する全国の小売店から、年金を保証する
ことを担保にして集めた年金資金を不正に流用したとして、警視庁捜査二課
が強制捜査に乗り出したのに・・・。」
名無し羅漢さまは、爆発寸前の怒りを押し殺して呟いた。
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「そもそも、会計監査院には、補助金の不正支出や計算ミスの算定をしたり、
非効率事業の改善などを指摘するだけの権限しかないから、それに甘えてい
るんだ。つまり、自院の業務を遂行して満足しているだけでしょう。
だったら、民間に監査を委託したほうが業務効率は格段にも改善される。
会計監査院を解散して困る省庁があるのだろうか?」
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「それは、言い過ぎですよ。羅漢さん」
「観音さま、国税庁が民間企業に対して実施している監査はそんな甘いもので
はないことを熟知しているはず。なのに、言い過ぎです、それこそ言い過ぎ
だよ」
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「国税の監査員に業務処理が不適正と指摘されると追徴金を徴収される。それ
なりの罰則が科せられる。重加算税の追徴も厭わないで科するんだから」
「承知しています」
観音さまは、素直に聴いている。
「指摘を受けた企業内では、業務改善対策を講じ繰り返さないように予防策を
立て、それを実施する。だから、会計監査院にも国税局と同じような権限を
与えて、該当省庁に対して改善命令を発令し、それが履行されない場合は罰
則を科するようにする。そうなれば、税金の無駄使いは激減する」
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「会計監査院は、正義の味方に変身です」
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「このままでは、税金の無駄使いをしているのは、会計監査院だよ」
「羅漢さん、弱気を砕き、強気を助ける何とか・・・と言いたいんでしょう」
「2億円強の使途不明金が見つかった酒販組合中央会は強制捜査を受け、936
億円もの税金を無駄に浪費した”お役所さま”が無罪放免なんて、許せますか。
観音さまあ~」
「元事務局長らの業務上横領と背任容疑があるんだから、強制捜査も」
「それが甘いと言っているんでしょう。毎年同じような指摘を受けても表向きの
改善しか行わない。これは詐欺罪と違いますか。会計監査院には言わせたいこ
とを言わせておけ。人の噂も・・・。確信犯ですよ」
羅漢さまは、観音さまの説明を遮って断言する。
「そのように言い切って良いのですか。羅漢さま」
観音さまの方がムキになってきたようだ。
お二方に、これ以上付き合うと徹夜になってしまう。
退散、たいさん。
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