いきけんこう!

生き健康、意気兼行、粋健康、意気軒昂
などを当て字にしたいボケ封じ観音様と
元気印シニアとの対話。

不義の味方は

2005-11-09 21:30:16 | Weblog
会計検査院ではなかろうか?

「毎年、毎年税金の不適正支出を報告しているのに、税金の無駄使いが根絶さ
 れないのはどうしてなのか?」
 ボケ封じ観音様が悩んでいる。

「・・・。酒販組合中央会が酒を販売する全国の小売店から、年金を保証する
 ことを担保にして集めた年金資金を不正に流用したとして、警視庁捜査二課
 が強制捜査に乗り出したのに・・・。」
 名無し羅漢さまは、爆発寸前の怒りを押し殺して呟いた。

「そもそも、会計監査院には、補助金の不正支出や計算ミスの算定をしたり、
 非効率事業の改善などを指摘するだけの権限しかないから、それに甘えてい
 るんだ。つまり、自院の業務を遂行して満足しているだけでしょう。
 だったら、民間に監査を委託したほうが業務効率は格段にも改善される。
 会計監査院を解散して困る省庁があるのだろうか?」

「それは、言い過ぎですよ。羅漢さん」
「観音さま、国税庁が民間企業に対して実施している監査はそんな甘いもので
 はないことを熟知しているはず。なのに、言い過ぎです、それこそ言い過ぎ
 だよ」

「国税の監査員に業務処理が不適正と指摘されると追徴金を徴収される。それ
 なりの罰則が科せられる。重加算税の追徴も厭わないで科するんだから」
「承知しています」
 観音さまは、素直に聴いている。

「指摘を受けた企業内では、業務改善対策を講じ繰り返さないように予防策を
 立て、それを実施する。だから、会計監査院にも国税局と同じような権限を
 与えて、該当省庁に対して改善命令を発令し、それが履行されない場合は罰
 則を科するようにする。そうなれば、税金の無駄使いは激減する」

「会計監査院は、正義の味方に変身です」
「このままでは、税金の無駄使いをしているのは、会計監査院だよ」
「羅漢さん、弱気を砕き、強気を助ける何とか・・・と言いたいんでしょう」
「2億円強の使途不明金が見つかった酒販組合中央会は強制捜査を受け、936
 億円もの税金を無駄に浪費した”お役所さま”が無罪放免なんて、許せますか。
 観音さまあ~」

「元事務局長らの業務上横領と背任容疑があるんだから、強制捜査も」
「それが甘いと言っているんでしょう。毎年同じような指摘を受けても表向きの
 改善しか行わない。これは詐欺罪と違いますか。会計監査院には言わせたいこ
 とを言わせておけ。人の噂も・・・。確信犯ですよ」

羅漢さまは、観音さまの説明を遮って断言する。
「そのように言い切って良いのですか。羅漢さま」

観音さまの方がムキになってきたようだ。
お二方に、これ以上付き合うと徹夜になってしまう。
退散、たいさん。





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官房長官はヒグマ、外務大臣は

2005-11-06 22:45:23 | Weblog
エゾシカ。

ポスト小泉「考えていない」官房長官「面白くない」
サンケイ新聞(9月20日)とのインタビューに応じたこの御仁は誰でしょう?

『モーニング娘”熱っちい地球を冷ますんだっ”文化祭2005in横
浜』が10月10日横浜で開催された。その閉会式では、エコ活動
をするモーニング娘を称えている。(デイリースポーツonlin:10月11日)
ところが、閉会式が終わってこの御仁は豹変したんだと。

青票が 波に漂う 長良川 (水街道 石橋 健治)

よみうり時事川柳(10月20日)の秀作に選ばれた句の主人公を痛
烈に批判したとも報道されているんじゃ。

「それぞれいろんな決断をされると思うけど、私だったら徹底して
貫きます。いずれにしろ、改革のスピードは上がっていく。私は
仕事に燃えています。やることをやっていくだけ」
と闘志をお披露目しておる。

御仁の役所のホームページに記者会見録が公開されていたので、拝読する。

「4年間で一番成果があったと思うのは、何だとお考えですか」
「○△大臣として言わせていただくと、まず低公害車の導入、今日
折りしも100%完了したというのは、非常にわかりやすい実績
じゃないでしょうか。
 往々にしてほかの改革で、どこができていないのかばかりを、多
分皆さんお探しなのだろうけど、できている最たるわかりやすい
例はこれになってくると思います。」

新聞記者が探していることを忖度しての答えだけれど、一国の大
臣が4年間の仕事で、低公害車を導入したことが誇れる成果なん
だとさ。(○△大臣記者会見録:4月26日)
 
ヒグマ、エゾシカ発言は、知床を視察(10月30日)した際の記者
会見で組閣について記者から聞かれムッとして言ったんっだとさ。
(週間文春:11月10日号)

10月31日○△大臣の任を解かれ議員会館に戻り、そこに集まっ
ていた秘書や番記者を見回して「みんな、集まりつつあるのね」と、
余裕の笑みを浮かべていたそうな。

官房長官、外務大臣、自民党幹事長などの要職に新聞辞令が発
令されていたから、余裕綽々だったんでしょうね。

「それから、軽装についても地球温暖化対策という明確な目標達
成のための方法論としては非常にわかりやすいと思っています。
小泉総理の非常にわかりやすい部分が、国民にも訴えるところ
じゃないかと思っています」
 と続いているが、あとは省略じゃ。
(○△大臣記者会見録:4月26日)

「あの会見よかったでしょ。小泉さんが考えていることって、ホント
にわからないよねえ」

あの会見とはエゾシカ会見を指し、親しい関係者に漏らしている本
音(?)らしい。そうとすれば、見事なまでに風見鶏振りを発揮し
ている御仁の姿が見えてくる。
記者会見録での発言との落差が面白い、と言えばそうかも知れな
いが・・・。


○△大臣、この御仁が誰なのか?もう判明しているでしょう。
小池百合子環境大臣です。ご名答でした。

オンリーワン大臣への挑戦宣言もある。

「・・(略)・・。
 最近の環境行政の二本柱は「脱地球温暖化対策」と「循環型社
会の構築」です。
 漢字だらけの法律や役所の文章のままでは、環境行政に不可
欠な国民の協力をえるわけにはいきません。
 そこで「クールビス」作戦です。460億年の地球の歴史や、京都
議定書の仕組みをひも解きつつ、「夏はノーネクタイで!」と一声
かければよいのです。(以下略)」
(コムネットNo.39 2005.07:www.yuriko.or.jp)

「最長大臣というよりもオンリーワン大臣を目指します」
コムネットに掲載された記事の結びで行っている決意表明でした。

知床は世界遺産に登録が決まったので視察したのでしょうネ。
お疲れさんでした。
町村外務大臣をエゾシカ、武部官房長官はヒグマに例えて、それ
も堂々と地元で臆面もなく発言し、あの会見よかったでしょ、
なんて脳天気を自慢している。

これって、環境汚染だべさ。

小池環境大臣の言動を調べ長々と書いたのは、汚染された空気
を清浄化しないと百合子喘息になってしまうからだよ~ん。

「最長大臣というよりもオンリーワン大臣を目指します」
 
京都議定書が2月26日に発効しました。議定書に署名はしたが
締結をしていないアメリカを一日も早く口説き落としてオンリー
ワン大臣になることを期待しています。一声かけてください。
オーストラリア、カザフスタン、クロアチアも残っていますよ。

観音様たちは雲隠れして姿を見せないので、環境大臣の感想を
聴けない。
風見鶏大臣には、興味がないのだろうか・・・。

  

方言
 これって、環境汚染だべさ。
 道産子の表現で、環境汚染でしょう、の意味。
 そうだべさは、そうでしょう。





コメント (3)
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