養老渓谷駅を発ち終着の上総中野駅へ向かうキハ200型気動車は、昭和36(1961)年から導入され、昭和52(1977)年迄の16年間に、総計14両が日本車両製造株式会社で製造されている。
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昭和36年から製造された車両は、キハ201から214の車番を持ち、製造年も分かるけれども、鉄道マニアからはかけ離れたところにいる元気印には、写真の気動車の車両番号は判断できません。
上総大久保駅から芋原の手掘トンネルを通り養老渓谷へ抜ける山道の途中には、ヘリコプターから展望する菜の花畑とされるビューポイントがある。ヘリコプター展望台といっても、花畑側の樹木を伐採し菜の花が見晴らせるようにしてある、山道を登る途中に設けられた場所でした。
そこへ、4月21日の昼ごろ散策で訪れた時には、二人のカメラマンが菜の花畑を通り抜けるキハ200型気動車を待ち構えていた。1時間に1回しかないチャンスを待っているとの話を聴いて、驚き桃の木山椒の木。
しかも、この気動車は15分近く遅れていたのにもかかわらず、通過する時に汽笛を鳴らすのでチャンスを逃すことは無い。
その平然とした佇まいに、一刻も早く休憩して昼食を摂りたい元気印も圧倒され、沈黙を守るしか術はありませんでした。
辛抱強く気動車の通過を待ち続けていたカメラマンは、養老渓谷を発つときに鳴らすキハ200型気動車の汽笛で、菜の花畑を通る気動車の気配を察していたのです。最初に掲載した写真は、この散策の終着点で出逢った気動車、菜の花畑を横切るキハ200型気動車を撮った後なので、それが解ったのです。
痺れをきらして、待ちに待った気動車が、養老渓谷駅を発車し、左側から進行してきます。
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この気動車のショットが気に入らなければ、15分後に上総中野を引き返す上り気動車が通過するので、シャッターチャンスを待つと、笑顔で解説するカメラマン。2012中房総の小さな旅シンポジュームのひとつである「新緑の養老渓谷を歩く」に参加した30数名全員が脱帽した次第。
小湊鐵道の周りに作られた『石神なの花畑』は、放置されたまま荒廃していた田圃の手入れをして種を蒔き育てた菜の花が咲き誇っている花畑です。水を張ってある所は、畑に作り上げる途中の田圃で、来年には菜の花畑に変身するようです。
この展望台を後にして山道を降り養老渓谷駅へ向かいます。
熊野神社を過ぎ養老渓谷を跨ぐ「御里津橋」を経ると国道32号線にでます。
橋から眺めた養老渓谷。写真左上が養老渓谷駅の方向になります。
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渓谷の深さを実感する迫力がありました。
橋を渡って国道へ出る直前、ヘリコプターから眺めたような花畑が展望できることが謳い文句の「ヘリコプター展望台」で、上りのキハ200型気動車が15分後に花畑を横断するとカメラマンが言っていたその気動車が通通過する音が、御里津橋まで聴こえたのです。
この時点では、キハ型気動車より養老渓谷に気をとられており、通過音を聴いても写真を撮るには間に合わず、歯軋りするだけでしたが・・・。それなりの目的を持ってシャッターチャンスを待たなければ、良い写真は得られないですね。
国道32号線沿いには、ミツバツツジに囲まれた民家を映す田圃の風景などがあり、スナップ撮りに追われます。
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石神なの花畑で昼食休憩。
ヘリコプター展望台から眺めていた小湊鐡道が、花畑を横断しています。
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キハ200型気動車が、ここを走る写真が撮りたかったのですが、あいにく、時間が会わずすれ違いになりました。
花畑の右側奥にヘリコプター展望台が見え、花畑を通過する気動車を狙っているカメラマンらしき影が一瞬目に入ったのですが、三々五々に散らばって昼食を摂る人の姿が邪魔をするので、移動した様子。
カメラマンの心情は、痛いほど伝わってきます。
しかし、ここで主催者に場所を換えるように言い出す勇気は持ち合わせていない元気印です。
そこが問題なんです。菜の花畑を横断する写真をとる前、軽トラックが踏み切り前に駐車した際は、
「糞ッたれ、邪魔スンナ!!。早くどけろ」
これが、カメラマンもどき元気印の心境でした。この時は、軽トラックと同じ役割を演じているにも拘らず・・・。
ここから養老渓谷駅までは、15分くらいです。
養老渓谷駅前にある足湯に浸かっていた、「新緑の養老渓谷を歩く」に参加したシニアの女性は、
『1万5000歩も歩いたけれど、ここで足を暖めたので、疲れが和らぎました』
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ほど良い湯加減の足湯に浸っていると眠気に襲われます。散策の仕上げにはもってこいのゴールでした。
里見八犬伝に縁のある「寶林寺(ほうりんじ)」が、養老渓谷駅から徒歩で数分の所にあります。
住職さんからは、里見家の来歴、伏姫のモデルとされる種姫の話を聴きましたが、それは別の機会にします。
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昭和36年から製造された車両は、キハ201から214の車番を持ち、製造年も分かるけれども、鉄道マニアからはかけ離れたところにいる元気印には、写真の気動車の車両番号は判断できません。
上総大久保駅から芋原の手掘トンネルを通り養老渓谷へ抜ける山道の途中には、ヘリコプターから展望する菜の花畑とされるビューポイントがある。ヘリコプター展望台といっても、花畑側の樹木を伐採し菜の花が見晴らせるようにしてある、山道を登る途中に設けられた場所でした。
そこへ、4月21日の昼ごろ散策で訪れた時には、二人のカメラマンが菜の花畑を通り抜けるキハ200型気動車を待ち構えていた。1時間に1回しかないチャンスを待っているとの話を聴いて、驚き桃の木山椒の木。
しかも、この気動車は15分近く遅れていたのにもかかわらず、通過する時に汽笛を鳴らすのでチャンスを逃すことは無い。
その平然とした佇まいに、一刻も早く休憩して昼食を摂りたい元気印も圧倒され、沈黙を守るしか術はありませんでした。
辛抱強く気動車の通過を待ち続けていたカメラマンは、養老渓谷を発つときに鳴らすキハ200型気動車の汽笛で、菜の花畑を通る気動車の気配を察していたのです。最初に掲載した写真は、この散策の終着点で出逢った気動車、菜の花畑を横切るキハ200型気動車を撮った後なので、それが解ったのです。
痺れをきらして、待ちに待った気動車が、養老渓谷駅を発車し、左側から進行してきます。
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この気動車のショットが気に入らなければ、15分後に上総中野を引き返す上り気動車が通過するので、シャッターチャンスを待つと、笑顔で解説するカメラマン。2012中房総の小さな旅シンポジュームのひとつである「新緑の養老渓谷を歩く」に参加した30数名全員が脱帽した次第。
小湊鐵道の周りに作られた『石神なの花畑』は、放置されたまま荒廃していた田圃の手入れをして種を蒔き育てた菜の花が咲き誇っている花畑です。水を張ってある所は、畑に作り上げる途中の田圃で、来年には菜の花畑に変身するようです。
この展望台を後にして山道を降り養老渓谷駅へ向かいます。
熊野神社を過ぎ養老渓谷を跨ぐ「御里津橋」を経ると国道32号線にでます。
橋から眺めた養老渓谷。写真左上が養老渓谷駅の方向になります。
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渓谷の深さを実感する迫力がありました。
橋を渡って国道へ出る直前、ヘリコプターから眺めたような花畑が展望できることが謳い文句の「ヘリコプター展望台」で、上りのキハ200型気動車が15分後に花畑を横断するとカメラマンが言っていたその気動車が通通過する音が、御里津橋まで聴こえたのです。
この時点では、キハ型気動車より養老渓谷に気をとられており、通過音を聴いても写真を撮るには間に合わず、歯軋りするだけでしたが・・・。それなりの目的を持ってシャッターチャンスを待たなければ、良い写真は得られないですね。
国道32号線沿いには、ミツバツツジに囲まれた民家を映す田圃の風景などがあり、スナップ撮りに追われます。
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石神なの花畑で昼食休憩。
ヘリコプター展望台から眺めていた小湊鐡道が、花畑を横断しています。
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キハ200型気動車が、ここを走る写真が撮りたかったのですが、あいにく、時間が会わずすれ違いになりました。
花畑の右側奥にヘリコプター展望台が見え、花畑を通過する気動車を狙っているカメラマンらしき影が一瞬目に入ったのですが、三々五々に散らばって昼食を摂る人の姿が邪魔をするので、移動した様子。
カメラマンの心情は、痛いほど伝わってきます。
しかし、ここで主催者に場所を換えるように言い出す勇気は持ち合わせていない元気印です。
そこが問題なんです。菜の花畑を横断する写真をとる前、軽トラックが踏み切り前に駐車した際は、
「糞ッたれ、邪魔スンナ!!。早くどけろ」
これが、カメラマンもどき元気印の心境でした。この時は、軽トラックと同じ役割を演じているにも拘らず・・・。
ここから養老渓谷駅までは、15分くらいです。
養老渓谷駅前にある足湯に浸かっていた、「新緑の養老渓谷を歩く」に参加したシニアの女性は、
『1万5000歩も歩いたけれど、ここで足を暖めたので、疲れが和らぎました』
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ほど良い湯加減の足湯に浸っていると眠気に襲われます。散策の仕上げにはもってこいのゴールでした。
里見八犬伝に縁のある「寶林寺(ほうりんじ)」が、養老渓谷駅から徒歩で数分の所にあります。
住職さんからは、里見家の来歴、伏姫のモデルとされる種姫の話を聴きましたが、それは別の機会にします。