私は訪問でリハビリを提供する仕事をしています。
訪問してまず私が言う言葉があります。
『絶好調ですか?』
もちろん、事前に体調が悪いことが分かっている方へは聞きませんが。
絶好調ですか?と聞かれた方は大抵笑いながら
絶不調です。ダメです。など否定的な返答が多いです。
ここまでで絶好調ですか?と質問するポイントが2つあります。
①笑顔になること
→高齢者やリハビリを必要とされる方は、どこか悪い所はないですか?と質問される事に慣れていて、悪い所にフォーカスしてしまう傾向があります。
②否定的な発言の後、その理由を伺い、問題解決を一緒に考えます。
→理由がない場合も多く、そういう時は絶好調と言ってもらいます。
リハビリを必要とされている方なので、問題点は必ずあります。
しかし、問題点が解決されなくても、問題だと感じないようになれば、それは問題解決と同等の意味があります。
絶好調ですか?と振り切った質問をする事で、現状の問題点が普通位に捉えられると思い、この質問をしています。
大丈夫ですか?辛いことはありませんか?
と質問すると、同じ状況の方でも、普通より悪く捉えて返答してしまうと思います。
同じ状況でも良い所にフォーカスして、悪い所をできるだけ悪く捉えないように考える。
このようや気持ちになっていただくのも私の仕事の一つだと考えています😊