世の中に完璧、完全はありません。
「戦争はいけない」という理論でさえ
ビジネス的な視点からみると反対意見を述べる事ができます。
例えば
『机を綺麗にしましょう』という命題に対して
A:布巾で拭きましょう
B:拭くだけでは不十分。除菌しましょう。
C:除菌は免疫力向上には逆効果です。
D:除菌シートで拭くとコーティングが剥げます
意見が分かれて収集がつきません。
しかし、よく見てみると目的がバラバラです。
“机を綺麗にする”目的で話ができているのは
AとBです。
Cは健康
Dは机の塗装
と目的がズレています。
このように目的がズレると堂々巡りとなり収集がつかなくなります。
論理の破綻や整合性をとる事を目的として意見を述べる事は話し合いを長引かせるだけで
答えに辿り着きません。
完璧などないというのであれば、答えなどないのでは?
このような意見がありそうですが、
このような意見こそ、目的がない論理の破綻を狙う意見です。
私は目的を持って意見を発信しないと問題が解決に進まない。
目的を持って意見を発信しようという目的でこのブログを書いていますが、
上記の意見には目的はありません。
目的がズレていないか
自分の意見に目的はあるのか
揚げ足取りになっていないか
論理の破綻や整合性を保つ事が目的化していないか
反対意見を述べる時には特に注意したいです。