言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

あなたは、あなたのままでいてください。

2022-03-27 05:17:00 | 
今までは学びや成長の為に本を読むことがほとんどでした。

当然、学びや成長には限りがありません。

成長は足し算だけでなく

今ある自分を変える必要があったり
変えなくてはならないと思うことがあります。

そうなると成長するには楽しみだけでなく、
違和感や時には苦痛、疲労することもあります。

実際、私も少し疲れていました。

その時にこの本の題名が心に刺さり読みました。

内容で特に印象に残った所を紹介します。

①生きることは、今の自分を愛して、大切にすることから始まる。
今の自分自身さえ愛せないのに、他人とうまくコミュニケーションできるわけがない。

②高望みをしたり、先のことを思いわずらって不安になったりするのではなく、今の恵に感謝しながら生きていくと腹を決めること。
それが“聖なるあきらめ”なのです。

③他人をホメるだけでは“お世辞”
ひと言“自分の気持ち”まで添えること。
「人格」ではなく「行為」をホメよう。
「事実・影響・感情」を順に伝えれば、温かな気持ちまで伝えられる

例》
❶あなたが皿洗いを手伝ってくれると(事実)、私はとても助って(影響)うれしい(感情)
❷今日のネクタイお似合いですね
⇨今日のネクタイお似合いですね。見ているだけでなんだか元気でそうな色です(+感情)

足を知り、現状に感謝して幸せだと気付く。

不要な不安や悩みを捨て、嫌なことからも学びを知る。

最大のストレスの人間関係も逃げるだけでなく、感謝を伝えうまく関係性を構築する

今の自分に必要な本でした。

作者はシスターであり聖フランシスコの祈りが引用されていました。

『平和の祈り』聖フランシスコ

神よ、わたしをあなたの平和の使いにしてください。
憎しみのあるところに愛をもたらすことができますように、
いさかいのあるところに許しを、
分裂のあるところに一致を、
迷いのあるところに信仰を、
誤りのあるところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇のあるところに光を、
悲しみのあるところに喜びを、もたらすことができますように、
助け、導いてください。
神よ、わたしに
慰められるよりも慰めることを、
理解されることよりも理解することを、
愛されることよりも愛することを、
望ませてください。
与えることによって与えられ、
すすんで許すことによって許され、
人のために死ねることによって永遠に生きることが、できるからです。