この映画はジブリ作品です。
あらすじ
中学3年生の主人公は本が大好きです。
学校や地域の図書館で本を借りると、
どの本も自分より先に読んでいる男性の名前が図書カードに書いてあることに気づき、
その男性のことが気になります。
その男性が同じ中学校の生徒だとわかり、
少しずつ2人の距離が近づいていきます。
男性はバイオリンを作る職人になる夢があり
高校には進学せずにイタリアに留学することを決めます。夢に向かって頑張っている男性を横目に主人公は自分の進路について悩みます。そして男性が中学校在学中に2カ月間の短期留学をしている間に、自分も本を1冊書き上げることに挑戦します。
思春期の淡い恋と脆い自分と若さという明るさを描いた映画です。
この映画は1995年の映画です。
ちょうど私が中学生で思春期真っ只中でした。
自分とは何者なのか。自分の良いところなど何もないと考えていました。
主人公は本を書くことに挑戦して自分の才能の原石を見つけ出します。
“そうだ私もやれば(挑戦)いいんだ”
のセリフが印象的です。
昨日は家族全員でこの映画を見ました。
1995年当時は主人公の目線で思春期の自分と重ねて見ました。
昨日は主人公の親の気持ちと重ねて見ました。
主人公の親は受験生で勉強が大切な時期に、
2カ月間も本を書くことを挑戦する(親には内緒)娘を見守ることを決めます。
「人と違う人生を生きる事はそれなりに大変なことを覚悟しなさい。家族と一緒にご飯を食べなさい」
自分だったらこのように言えるでしょうか。全面的に娘を信じて応援しいつでも家族が近くにいることを伝えることができるでしょうか。
中学生の娘はこの映画を見て何を感じたか分かりませんが
主人公のように自分を信じて挑戦して、自分自身で人生を切り開いていって欲しいです。
私は映画の中の親のようにはいきませんが、見守り応援したいです。
最後に映画を見終わり、何年の映画だったか調べていると
なんと今年の10月に実写化されることがわかりました。アニメを見たタイミングでこのことを知ったのでびっくりしました。
また娘を連れて見に行きたいです😊