私は訪問してリハビリを提供する仕事をしています。
病名は同じ、重症度や症状も同じ程度の人でも罹患する人間が違うので生活に及ぼす影響はかなり異なると感じます。
病気があっても比較的影響を受けずに生活されている方々のマインドの特徴は“楽観的”だと感じます。
楽観的と言っても病気の事を軽く考えたり、病院に行かないなどではありません。
楽観的に捉えることができる要因を考えてみます。
まずは痛みや痒みなど不快な症状が落ち着いていること。
痛みがあればそれだけで生活に与える影響は大きくなります。
次に病気を理解すること。
理解することで必要以上に恐れる必要がなくなります。
同じくらい大切なのが家族やパートナーの病気に対する理解がある事です。
認知症など高次脳機能に影響のある疾患の場合は家族の理解度の方が重要になります。
最後は明るさです。
これは性格や今までパートナーとどのような人間関係を構築してきたかにもよります。
病気による失敗を笑い飛ばしたり、
看護、介護が大変で自分の時間などないような状況でも何かしら小さな楽しみを見出して笑顔の方がいます。
明るさは楽観的に捉えた結果の産物とも思えますが、明るさがあるから楽観的に考えられるとも感じます。
今日の話のまとめです。
今日の話は病気に罹患した時に限りせん。
人生は楽観的な方が上手くいくようです。
楽観的なマインドでいる為には
①感情が揺るぐほどの脅威にさらされていない
②問題に対する知識をもち、必要以上に怖がらない
③小さな幸せを見つけて明るく捉える
この3つが大切です。
どんな時でも楽観的にいたいです😊