言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

共存するということ

2024-04-06 12:42:00 | 自転車
私は趣味でマウンテンバイクをやっています。

山道を、自転車を押したり、持ち上げたりして登り、乗って下ります。

先日、家から最寄りの山に行くと、なんと《自転車立ち入り禁止》の看板が立っているではありませんか。

仕方なく帰り、自転車ショップのスタッフに聞いてみると登山者からクレームが出て管理している所が立てたとのこと。

マウンテンバイクを乗る時のマナーに登山者が見えたら自転車から降りてすれ違うというものがあります。

ぶつからないのは当然で、怖いおもいも避ける必要があります。

マナーを守っていても自転車の存在自体を煙たがられたのか。

それともマナーを守らない人がいたのかは分かりません。

マウンテンバイクに乗ることができる山がどんどん減って悲しい限りです。

別の日に奈良県の山へ行ってきました。

地元の山よりも長い距離を乗ることができて何人も登山者とすれ違いました。

すれ違う時の挨拶はもちろん、お話をすることも珍しくありません。

その山は昔からマウンテンバイクと登山者が共存している事で有名な山です。

なんでもバイカーが積極的にコミュニケーションを取り、バイカーへのマナー喚起の看板の設置など努力をしたそうです。

そして、マウンテンバイクが乗ることができる貴重な山として、その伝統を後から乗る人も守っているとのこと。

素晴らしいと思います。

何の努力も不用で共存できるケースもあるかもしれませんが稀だと思います。

どの世界でも共存するためには相手を思いやり、リスペクトすることが大切で、お互いが安全に生存できるように工夫と努力が必要です。

登山者とバイカーは分かりやすい例ですが、

例えば家族などあたり前のように共存しているコミュニティでも上記のことは当てはまるのではないでしょうか。

自分が何の思いやりもなく努力もしていないのだとしたら相手が踏ん張ってくれているのかもしれません。

他者と共存するには相手のことを慮ることを忘れないようにしたいです。



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