言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

認知特性

2021-02-26 06:33:00 | 伝えたいこと
私達は同じ情報を見聞きしても、誰もが同じ方法で整理したり、記憶したり、理解したりしているとは限りません。

情報を“整理” “記憶” “理解”する方法は3つあります。

①視覚優位
→情報を見て記憶するのが得意

②言語優位
→情報を読んで記憶するのが得意

③聴覚優位
→情報を聞いて記憶するのが得意


人にはそれぞれ認知の仕方に得意、不得意があります。

ただし、これらの認知特性はバランス良く活用している人がいれば、得意不得意の差が大きい人もいます。

情報をインプットする際に自分の特性を知っておくと効率が上がります。

色々試して特性を知るのが間違いありませんが、簡単な見分け方があります。

インプットした情報を人に伝える場面でどのように言っているかを思い出してください

例えば断食は身体に良いという情報を友人に伝えるとします。

①「“テレビで見た”んやけど断食って身体にいいらいよ」

②「“本で読んだ”んやけど断食って身体にいいらしいよ」

③「“○○さんから聞いた”んやけど断食って身体にいいらしいよ」

冒頭の言葉でどうやって仕入れた情報か分かります。

どの言葉をよく使うかで、バランスが分かります。

ちなみに私は聴覚が1番多く、次に言語、最後が視覚です。

言語と聴覚は半々くらいで、視覚が弱い傾向です。

このブログの種を探す時も、車のラジオや、YouTube(ながらで見るので聴覚使用)、本から得た情報が多いです。

インターネットで得た情報はスクリーンショットなど機器に記憶してもらって、後で確認します。

弱い所は機械が補ってくれる、いい時代になりました😊


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