『 …怒れるに
柔らかなる心を持つ事、
珍しき理なり。
また、
幽玄の物まねに、
強き理を
忘るべからず。… 』
『 秘する花を知る事。
秘すれば花なり、
秘せずば花なるべからず、
となり。
この分け目を知る事、
肝要の花なり。
…秘すれば花、
秘せねば花なるべからず。 』
世阿弥 著 『風姿花伝』より
(世阿弥:1363~1443年 室町時代初期の猿楽師。
父観阿弥とともに能を大成する。
その後、世阿弥は幽玄美を漂わせる「夢幻能」
を大成させ、多くの書を残す。
世阿弥の能は観世流として現代に受け継がれている。)
柔らかなる心を持つ事、
珍しき理なり。
また、
幽玄の物まねに、
強き理を
忘るべからず。… 』
『 秘する花を知る事。
秘すれば花なり、
秘せずば花なるべからず、
となり。
この分け目を知る事、
肝要の花なり。
…秘すれば花、
秘せねば花なるべからず。 』
世阿弥 著 『風姿花伝』より
(世阿弥:1363~1443年 室町時代初期の猿楽師。
父観阿弥とともに能を大成する。
その後、世阿弥は幽玄美を漂わせる「夢幻能」
を大成させ、多くの書を残す。
世阿弥の能は観世流として現代に受け継がれている。)