TAKE-LOG 竹ログ

今日は水曜日        壬生織り木綿

今日は水曜日で浜松市天竜区のヤマタケの蔵の
壬生織り木綿の手織り教室の日だ。

本田宗一郎ものつくり伝承館で受付をして教室を開けた。

教室の生徒の作品の進行状況で今日は私の出番は無いので
教室を出て二俣城に登った。

城跡に登ると紅葉の向こうに天守の石垣が見えた。




天竜には紅葉の名所はない、
それは明治以来植林を奨励した国の政策で
杉と檜が植えられ天竜美林ともてはやされた。
その結果、区内全域緑一色の山となってしまった。



現在、木材不況と杉花粉のイメージになってしまった。
国策に従い行く末まで夢のある地域のはずが
ここもまたグローバル化の言葉で沈んでしまった。





昔は尾根には雑木が植えられて山土の栄養バランスを
保っていたが高度成長期に林産家は至るところ
杉を植えてしまうこととなり、その後離村と高齢化で
山は荒れている。




私は蒲郡で地域産業と観光産業のコラボレーションを
心がけているが、ここでは天竜下りも無くなり、
四季の郷の山岳美もない、史跡保存地域に残された
紅葉を探してたずねている。

同じ山国であるが、愛知県の足助の香蘭渓を作り上げた
人達に感服。

しかし物事には限度があると思う、そしてバランスを考えないと
自然も人間生活も、そして政治も、アンバランスは平和的ではないと思う。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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