教室に今日も紙の糸で織っている人がいる、
浴巾を織ったり、テーブルセンターを織ったりしている
紙の糸で織ったボディタオルなのだ。
「痛くないのかな」
「痛くはないわ、湯に漬けると柔らかよ」
「いっぺん使ってみてよ」
彼女はすでに何枚織ったのか分からない程の数を織っている。
乾くとパリッとしているが濡れると柔らかくしなやかになり、
肌に当たる感触は良いそうである。
すでに織ったものはお友達にプレゼントしたり自分で使っているのだから
織りもせず使うこともなく、あーだこーだと言う私は愚か者なのかも知れない。
自分流を作れる人は尊敬に値するのだ。
私も織ってみよう!