梅雨の合間の曇り空、竹島俊成苑も人出も少なく静かな１日となった。
センターの開店準備をしていると公園管理員の人が手織体験の申し込みがあったと知らせてくれた。
コロナ感染数が増え始めた昨今、お互いに制御体制を取る必要を感じ始めたので
急遽藤棚の下に織機を移動させて手織体験場とした。
手織体験のお客様が竹島一周から戻ると早速手織体験が始まった
竹島クラフトセンターのスタッフから織物が出来る原理と織機の操作法を学びながら
手織体験が始まりました。
「シャトルを通してトントン」
一つ一つの動きを確認しながら手織体験が進みます。
”機織りの唄を歌うように”
体験者と共に織り進めます。
「あら、凄いわ」
「綺麗に織れてますね」
”僕だって織れます”
お母さんも見守る中で機織りは進みます。
「もう大丈夫です」
自分で織機を動かして、自分の選んだ色糸を一段づつ織り込まれて布が現れて来ました。
竹島クラフトセンターで染められたオリジナルカラー糸を使用しています。
いろいろな糸を組み合わせて”あなただけのコースター”を織ります。
「どれにしようかしら」
選ぶ楽しみと織る楽しみとオリジナルを作る楽しみが加わっています
緯糸が紺色に変わるとコースターが織りあがってきます。
「綺麗だわ、素敵よ」
見守っていたお母さんも自分が織っているように手織りを覚えていきます。
少し大きめですが綺麗なコースターが織り上がりました。
最後の房が切られてコースターが織機から離れました。
最後の房作りを終えるとコースターの完成です
見事にコースターが完成しました。
最後に糸紡ぎの様子が実演されて
「凄いわ、綿が糸になってる！」
「糸ってこうして出来るんですね、初めて知りました」
「凄いわ、全部自分で織ったんだから」
糸車の前で出来上がったコースターを掲げて記念撮影です
”おめでとうございます”
