TAKE-LOG 竹ログ

茹でたら根が出た棉の種

茹でたら根が出て来しまった棉のお話である。

明日の壬生織木綿の教室の準備の傍ら、
手紡ぎ用の棉の実験に前処理をするために和棉(三河種)を
茹でて放置して2日目に鍋を覗いて見たら、
なんと! 棉のモヤシが生えてるではないか、



5月に種を撒く前に一晩水に浸けて置きましょうと言うが、
種を茹でたのは初めてで根が出てびっくりである。



よくこの写真のように最初に出て来るのを芽が出たと言うが
それは間違いでこれは芽ではなく根である。

モヤシに似ているからと食べないで下さい。
棉の種には人間の精子を減らしてしまう成分が
含まれているのです。

庭の洋棉(アップランド種)のコットンボールも
大きくなって来て収穫が待ち遠しいのだが
洋棉のコットンボールは雨の多い日本では
棉が弾けるまでが難産である。



アメリカでは枯れ葉剤を散布して収穫をするが
オーガニックをめざす私たちは大地や生命を
汚し脅かす事は出来ないのである。

種の遺伝子操作のハイブリットによる種の独占と言い
棉の収穫に枯れ葉剤の使用と言い、
これを合理主義的な考え方と言うのだろうが
行動を共にするには恐ろしい一面をもった国だ。

アメリカも中国も大国は皆同じ様になってしまうらしい、
などと思いながら棉を眺めてしまう私であった。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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