TAKE-LOG 竹ログ

蒲郡荘から10人が手織り体験に挑戦

夏休みに共済組合蒲郡荘から予約を頂いていた

10人グループが手織り体験にやって来た。

教室には常時5台の織機を使用しているが

今日は特別に11台の織機を準備して待っていました。

 「すみません、手織り体験に来ました」

早速全員色糸を決めて頂いて織機に向かい

手織り体験が始まりました。

スタッフから織物が出来る原理と織機の操作法を教わりながら

手織りが進んでいきます。

「間違えてしまったわ」

「大丈夫です織物はやり直せます 失敗は成功の元です」

などなど楽しい会話が弾むうちに手織りが進みます。

少し緊張気味にスタートしましたが、織機の扱いに慣れて

織物や三河木綿の歴史を学びながらの体験です

「西暦799年に三河の海に綿の種が入った壺を持った青年が

 漂着したのが日本に綿の伝来の始まりなのです」

全員が自分の好きな色で自分の作品を織り上げています

「楽しいですよ、終わりたくない気分です」

目の前が竹島海岸の絶景を眺めながらの体験です

最後の房作りの難題も無事クリアーして織機から切り離すと

コースターの完成です。

「できたー」

「百点満点のオンリーワンですよ」

「嬉しいです」

そして全員が自慢の作品を掲げて記念撮影です

おめでとうございます。

 

人間の歴史は物作りの歴史でした。

縄文時代は縄文土器の紋様が象徴ですが、

その時代に縄や糸が現存していたことは

縄文人はすでに編み物や織物を編み出していたことが

推測されます。

 

今日はものつくりの原点の一つである手織りを

竹島クラフトセンターで学んでいただきまして

ありがとうございました。


蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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