TAKE-LOG 竹ログ

お友達と三河木綿のフルコースを体験しました

予約を頂いていたお客様のご来店です
「数ヶ月前に手織り体験をしましたが楽しかったのでまた来ました」
と嬉しいコメントをいただいた。

早速三河木綿のフルコース体験の綿繰り器を使って棉作りから始まったのだ。


「私、今回が2度目なんですよ」
「覚えていますよまたやりますか?」
「楽しいからまたやりたいです」


綿繰り作業は簡単ではあるが棉を入れると綿に変わる
物は同じなのに質が変わっていく様は不思議を感じるものだ

その変化が人間の生存に関わり量が増えることは身の安全に繫がり
富を得る安心に繋がっているのだと思う


糸紡ぎの作業になると技術が加わってくる
太くなったり細くなったりその人その人で変わってくるのである

「切れちゃう、切れてしまいます」
「大丈夫ですよ糸は切れるものですから」
「だって切れると大変です」
「大丈夫です、綿と糸は同じもので繋がりますから」


綿が糸につながるようすを見て
「本当ですね、不思議だな」
と感心しきりの作業が続き糸が紡ぎ上がってきた。


次の機織り作業では自分で作った糸をコースターに織り込んでいく、
「自分の作った糸が入ると感じが変わります」
凸凹して味のある織物が出来上がりました


「出来たー、すごく嬉しいです」
「綺麗に織れて嬉しい、先生ありがとうございます」
コースターが完成した喜びの声が響きます。
三河木綿のフルコースの完成である
おめでとうございます。

最後にオンパクのアンケートにご協力いただきありがとうございました。

三河木綿と言うと昔の三河縞の木綿の反物だと思っている人がいる、
小幅高機でなければ織機ではないと思っている人もいる、
伝統工芸のこだわりに縛られ過ぎて新しい感覚を無視してしまっていては
この現代社会では生き延びることはできないと思っている。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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