TAKE-LOG 竹ログ

タイ国の学生さんが手織り体験にやって来た   竹島クラフトセンター

「教室内を見学しても良いでしょうか」
と申し込みがあって教室内に入っていただきました。

紳士に連れられた2人の女性は夏休みを利用してタイ国からやって来た学生さんです。

外国のお客様にも三河木綿を紹介している私は早速
綿花を取り出して何時もの綿から糸への授業を始めた。

紡錘車を持ち出して糸紡ぎの実演と体験をしてもらった。
そして、できた糸を織り込む機織り体験となった。



筬を上げると経糸の奇数の糸が上がり、筬を下げると偶数の経糸が上がる
その中をシャトルに巻きつけた緯糸が通り織り込まれる。

日本語を通訳してもらっていたが、織っている女性は日本語が
達者で、工学の勉強する学生さんとあって理解も早く助かった。



「タイ国にも手紡ぎや機織りの機械はありますか」
と聞いたところ
「漫画やアニメで見たことがあります」
との返事でした。

「手織りは楽しいですか」
と聞くと
「とても楽しいです」
と嬉しい答えをいただきました。



ご自分で紡いだ糸もコースターの中に織り込んだ
オンリーワンのコースターが織れています。



そして、コースターが完成して記念撮影をしました。
おめでとうございます。



崑崙人が三河の海に上陸して日本に初めて綿の種が
渡来した土地であることを話しました。

「崑崙人の持っていた一弦の琴はインドシナ半島の民族楽器である事から
 ベトナムではなかろうかと思っているのですが、コンロンとは何処なのか
 わからないでいるのです」
と話したら、
「コンロンとはベトナムの事です」
と答えをいただきビックリするやら嬉しいやらで
私は今でも興奮状態である。

蒲郡市の観光の中心地竹島海岸竣成苑内にある竹島クラフトセンターの主人が投稿するブログです。

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